自分の人生をどうするかは脚本家のあなたが決めてる【ネコトバ。412】

ネコトバ。412|巴(ぱりこ)

自分の人生はもちろん、
誰の人生であっても
「見方によって
悲劇にも喜劇にもなる」
とわたしは考えています。

そういう考えになれたのは、
大人計画・松尾スズキさんの
舞台と脚本に出会った
お陰だな〜と思いますね。

* * *

わたしは今よりずっと若い頃、
「自分は選ばれし
不幸な星の元に生まれた
悲劇の中に生きる人間だ」

と信じていました。

何にも悪いことしてないのに、
不遇で不幸で可哀想な
人生を歩む羽目に
なってしまったんだ、と。

確かに人生って
「自分ではどうにも選べないし
変えられないこと」があるから、
そう思っちゃうのも
今ならなんとなく
「仕方ないよね〜」
と思えます。

しかし
「起きた(起きる)こと」
に対して
「どういう見方をするか」
自分で決められるんですよね。

ということで、今日は
このネコトバを描きました。

自分が自分の人生の脚本家|ネコトバ。412
(クリックで拡大。ホーム画面などにどうぞ)

たとえば同じ「不幸」でも、
書き方によっては
ドロッドロの
シリアス悲劇にもなれば、
おもわず笑っちゃうような
喜劇にもなる。

わたしが初めてそう思ったのは、
10年前、大人計画の演劇
「サッちゃんの明日」を
観た時でした。

わたしも調べて初めて
気づいたんですけど、
まさに10年前なんですよ。

おそらく2009年10月
北九州芸術劇場 中劇場での
公演を観たはずなので。

わたしの好きな兵庫慎司さんも
こちらの記事で書かれてるんですが、
とにかくもう「嫌な話」
だったんですよ。笑

それこそ書き方によっては
ドロッドロのシリアス悲劇に
できるよな、っていう。

でもわたし、めちゃくちゃ
笑ったことしか覚えてないんです。

とにかく嫌な話だし、
身体障害者がテーマだし、
なんでこんな喜劇になっちゃうの?
っていう感じの話だったな〜
ってことしか。

その時初めて
「人生に起こることは、
どんなにひどい話でも
見ようによっては
喜劇になっちゃうんだ」

と思ったんです。

で、自分の人生を
「悲劇だ」と思い込んで
酔っている自分が
ものすごおおおおおおく
恥ずかしくなりました。

わたしの人生だって、
見方によっては
笑える喜劇なんじゃないか?

それをわざわざ深刻な顔して
自分で勝手に悲劇にしている
だけなんじゃないか、と。

* * *

自分の人生は
「誰か」のせいで
不幸なんだ、と
悲しんでいる人は沢山います。

そのこと自体を
否定はしません。
わたしもかつては
そう思っていたし。

「そう思っちゃっても
仕方ないよね」
っていうのも、
めちゃくちゃ身にしみて
わかります。

だけどもし、残りの人生を
笑って過ごしたいなら、
今からでも幸せになりたいなら、
「自分が脚本家なんだ」
ってことに気づいて
もらえたらいいな、と思います。

そのシナリオを「悲劇」にして
書き続けているのは自分だ、と。

で、この話を聞いても
「そんなわけない!」
と怒ってしまう方は、
もうそのまま生きてください、
と思っています。

だってぶっちゃけ、
わたしに関係ないんだもの。
あなたがこれから先も
不幸な脚本を書き続けようが
どうしようが。

それこそカウンセリングを
申し込まれたら
「脚本を書き換えるコツ」は
お教えしますけど、
コツをお教えしても
「嫌だ! 書き換えたくない!」
って人もいますしね。

そんなら勝手にしてください、
という感じです。

それはわたしが
冷徹だからではなくて、
人生の脚本家は「自分」以外の
誰でもないからです。
わたしが勝手にあなたの脚本を
書き換えられるわけがない。

あなたの脚本は、
あなたの脚本です。


あなたに自分の脚本を
書き換える「勇気」が
芽生えることを祈っております。

しかしできなきゃできないで、
それでいいとも思っております。
わたしの人生じゃないから。

わたしは自分の人生を、
面白い喜劇にすると決めたんです。
なぜならわたしが、
わたしの人生の脚本家だから。

ごきげんよう、さようなら。

◎ネコトバ。のバックナンバーはこちら
ネコトバ。Web

* * *

◎イラスト・漫画・デザインの
詳細、お問合せはこちらから
イラスト業務ポートフォリオ
ご依頼・お問合せフォーム

◎ブログネタのリクエストや
ちょっとした無料相談はこちらで
匿名ブログネタ投稿フォーム
※フォーム以外からのリクエストは
 一切採用いたしません。

◎全国どこからでも受けられる
有料カウンセリングをしています。
詳細・お申込みはこちらから
カウンセリングサービス「ぱりことば。」

◎ライター業務の詳細、
お問合せはこちらから
ライター:巴のポートフォリオ

ご依頼やカウンセリングについて
気になることやご質問などは、
お気軽にLINEやSNSなどで
おたずねくださいね。

◎LINEのお問い合わせはこちら

友だち追加

※LINEアプリ内で「@palicosp」で検索しても出てきます

◎巴(ともえ)のSNS
◎Twitter @palicosp
◎Facebook @palicosp
◎Instagram @palicosp

* * * * *

活動紹介マガジンを無料で配布しています

オンラインショップ「ぱりこしょっぷ。」