台風の影響が少ない土地にいる「敏感な人」が気をつけること

テレビの映像を見ておびえる猫のイラスト

上陸前からSNSやニュースで
「今回の台風19号は特に危険」
と騒ぎになっていましたが、
やはり凄まじいですね…。

自分の土地には
そこまで被害がないのに、
なぜか心身が苦しくなってしまう方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

今や被災時の対策は
インターネット中にまとめが
ありますので、
今回わたしのブログでは
台風(災害)の影響が
少ない土地にいる「敏感な人」が
気をつけることをまとめます。

わたしは、大きく分けて
以下の3つが大事なことだと
考えています。

◎心や体を休める
◎災害の映像を見るのをやめる
◎自分を責めるのをやめる

◎個人メッセージを送るのをやめる

ひとつずつ解説していきます。

心や体を休める

たとえ進行コースから外れていても、
台風がやってくると
大きな気圧の変化が起こります。

有名な話なので知っている方も
多いかもしれませんが、
低気圧によって
心の落ち込みがひどくなる
人もいます。

わたしも以前は
気圧や天候の変化で
思いっきり精神的に
ガタがきていたことがありました。

最近はかなりやわらいでいたのですが、
やはりこう何回も台風が来ると
毎回少しずつ体力や精神力が
削られていくようで、
今日は結構やられました。
昨日1時間歩いたせい
あるかもしれませんが…^^;)

そういう時は寝ていてもいいので、
とにかく自分の心身を休めるように
してみてください。
(わたしも今日はパートナーに
いろいろと家事をお願いしました)

ただこれ、みんなに起こる
症状じゃないので、
平気な人からすると
「何なまけてんの?」
と思われてしまうことがあります…。

「気圧のせいで落ち込みがひどい」
と言ってもわかってくれない人もいますので、
そういう場合はとにかく
体調が悪いことだけ伝えてみてください。

どうしてもやらないと
いけないことがある、という方は、
できるかぎり必要最低限の動きで。

心が落ち着く音楽を聴くとか、
温かい飲み物を飲むとか、
(わたしはさっきハーブティーを
飲んでみました)
なんとか自分の心身を
安静にすることを心がけてみてくださいね。

災害の映像を見るのをやめる

人が思っている以上に、
「目」から入ってくる情報による
脳や心身への影響は大きいです。

わたしは東日本大震災の時に
これを学んだのですが、
自分の土地には何も起こっていないのに
災害の映像を見続けただけで
心身の調子が崩れる人もいます。

ひとまず自分の土地に
影響がないことがわかっている人は、
テレビやSNSなどの情報から
いったん離れてみてください。

「自分の国に何が起こっているのか
しっかりと見なければ」
「家族・友だちに
何か起きていないか心配」
という責任感の強い方もいますが、
映像を見ていたからといって
誰かを助けることはできません。

それで自分の心身がやられていたら、
いざという時に
大変な人たちを手助けできませんよね。

被害が少ない土地の人にできることは
「災害が過ぎ去った(落ち着いた)後」
です。

現地にボランティアへ行くだけでなく、
仕事をしてお金を稼いで
寄付や募金で貢献したり、
その土地のものを購入したり、
仮に働いていないとしても
何かメッセージを送ることで
「誰かの何かの役に立つ」ことはできます。

自分を責めるのをやめる

これはわたし自身の経験なのですが、
「敏感な人」はどうしてか
「無事だった自分」を責めます。

場合によっては、
「被災した人に申し訳ない」と
わざと自分を傷つけるような
行動に出ることもあります。

そんなことをしたからって、
災害で大変な目にあっている人の
苦しみがやわらぐ訳ではないんです。
(冷静に考えればわかるのですが、
衝撃的な映像を見たり
気圧の変化で疲れていると
判断力がなくなるんですよね)

どうしても自分を責めてしまう人は、
「誰かを手助けする体力を
温存しているのだ」と思って
心や体を休めたり、
映像や情報から離れるのはどうでしょうか。

個人メッセージを送るのをやめる

これは「敏感な人」に限らないことですが、
つい「何かできないか」とか
「安否の確認をしたい」と思って
現地の人にメッセージを送ってしまう
人が多いです。

被害が大きい土地は、
停電の可能性があります。
そうなると、情報源は主に
携帯電話(スマートフォン)に
なります。

停電になれば、当然
充電ができません。

災害真っ只中の時は、
「心配メッセージ」よりも
「災害情報」が重要です。
心配メッセージで、
大事な充電を減らさないように
してあげてください。

とはいえ、誰からも心配されないのも
心細いかもしれないので、
もしその人がSNSに投稿していたら
「返事はいらない」ということを添えて
Twitterのリプライ、または
Facebook・Instagramのコメントを
送ってもいいかもしれません。

個人的なダイレクトメッセージは
邪魔になる可能性が高いので
ちょっと控えてみましょう。

本人が何も投稿していない時は、
SNSを見る余裕がないほど
切迫しているかもしれません。
なおさらLINEやダイレクトメッセージなどは
送らないほうがいいと思われます。

まずは「自分」を大事に

心が敏感な人は
「他人の役に立ちたい」
「他人の痛みをわかりたい」
という人が多いので、
災害時に自分を追い詰めやすいようです。

影響が少なかった人は、
「ふつうに生きてもいい」のです。

むしろ、「ふつうに生きること」で
のちのち、困っている人たちを
手助けするパワーを
たくわえることができます。

まずは自分を大事にしてください。

そして、今大変な状態にある
土地の方々に、
被害が少ないことを祈ります…。

ごきげんよう、さようなら。

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