いろんな方のお話を聞いていると、
多くの方がさまざまなことを
2〜3回で諦めてしまう、
という傾向があるなと感じています。
気持ちは分からんでもないのだけど、
どうしてたった数回で
「社会全体から否定されている」
「みんなどうせ自分を
ダメだと思っている」
みたいな気分になるんでしょうか。
今回はそんな話です。
* * *
ありがたいことに今わたしは
フリーランスでイラストや漫画や
文章のお仕事をできているんですけど、
企業や出版社とかに
何回もお断りされてきました。
お断りの返信が来るのは
まだいい方で、
けっこうな回数で
無視されております。
営業メールを送ったり、
ポートフォリオ替わりの
マガジンを送ったりしても、
無視されるわけです。
無視はつらいですよ。
何が悪いのかもわからんので。
しかし
「この営業の仕方は
まずかったかも、
次はこうしてみよう」
とか
「この企業にわたしの作風は
合わないのかも、
もっと自分の作風を
気に入ってくれそうな企業を
探してみよう」
とか、
めっちゃ考えてやってきました。
そんな感じで営業しつつ、
自分のブログでも
ずっと発信してきたのですが、
実は請け負う仕事のほとんどが
「SNSを見ました」
「検索でブログ見ました」
というものばっかりなので、
「果たして営業に意味はあるのか?」
という思いもなきにしもあらず。笑
まあでも、SNSやブログの発信も
たった数回で
「もうダメだ」と諦めず、
ずっと試行錯誤してやってきたから
今があると思うのですが。
* * *
ところで先日、
「やれたかも委員会」っていう
漫画を買ったんですよ。
cakesで連載されているものを
たまたま読んで、面白かったので
書籍版を買ったのですが、
あとがきの「謝辞」に心を動かされました。
この漫画自体は2013年ごろに描いたもので、その頃、本作を某編集部に投稿したのですが、一応賞には入ったものの「一発ネタとしてはそこそこ面白いけど、連載はなし」と言われ、他の編集部に持ち込みに行っても大体同じような感想だったので、完全に商業誌での発表を諦めていました。
引用:吉田貴司. やれたかも委員会(1). 双葉社.
(略)
編集部への持ち込みというのは、その漫画を読んだただ1人の判断なので、それによって作品がお蔵入りになるのは、本当にもったいないことですよね。
みなさん、諦めず頑張りましょう。
作者の吉田貴司さんはいわゆる
「数回の持ち込みでダメだったから
諦めた人」なのかもしれませんが、
結局SNSに上げてバズって書籍化してるので、
「完全に諦めた人」とはまた違いますよね。
1つの手がダメでも、他の手を使って
自分の作品を見てもらえることもあるし、
この企業がダメでも、
こっちの企業で受け入れてもらえたとか、
そういうことっていくらでもあるので、
「2〜3回ダメだったくらいで
諦めるのはもったいない」
とわたしは思います。
「諦めちゃダメだ」じゃなくて、
「諦めるのはもったいない」です。
別に諦めてもいいですよ。
それがその人の選んだ人生だし。
でも自分で「諦める」って決めたんなら、
ごちゃごちゃ文句言うんじゃねえ、
とは思います。
色々言ってきましたが、
結局どうして人が
2〜3回で諦めるのかって、
・これ以上傷つきたくないから
・単に自分の能力不足
かもしれないので、
修行して完璧な自分に
なってから再挑戦したい
(再挑戦できる余地を
残しておきたい)から
・自分には才能がないと
決定的に知るのが怖いから
じゃないですかねえ。
ようは自分が大事だから、
守りたいんですよね。
夢を叶えることなんかより、
弱い自分を守りたいんです。
それはそれでいいと思います。
あ、「やれたかも委員会」は
Kindle版もあるので、
紙の書籍が苦手な方はこちらをどうぞ。
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