自分がしているのは我慢なのか辛抱なのか知る｜我慢と辛抱の違い【漫画】 - ぱりことば。−島根県の漫画家カウンセラーのブログ−

いつぞやSNSで
「我慢じゃなくて辛抱しなさい」
っていう話を聞いたのですが、
「そもそもどういう意味なの？」
「どんな違いがあるの？」
と気になったので調べてみました。

文章で書いてもよかったけど
漫画にしています。

　
そもそもわたしの心理漫画は
めちゃくちゃ文字が多いのですが、
今回は仏教の話だったので
ますます文字が多かったですね……。

日本人は老いも若きも
戦時中を引きずっている人が多いのか、
「欲しがりません勝つまでは」
的な思考の方が多いですよね。

もしくは「謙遜」が
度を過ぎているのかもしれません。

「自分なんぞが
多くを望んではいけない」
　↓
「自分みたいなもんは
我慢しなくては」
という思考回路に
なっている気がします。

どちらにしても
「我慢」を何か献身的というか、
尊いもののように
感じているんじゃないでしょうか。

わたしも元々
「我慢しなきゃ畑の人」
だったのですが、
我慢して我慢して我慢して
爆発する、ということが多かったので、

最近は「我慢」を
“自分のためにならないこと”
と認識しています。

で、今回こうして意味を調べてみて、
「自分のためにならないこと」
というよりも、
「自分のことしか
考えていないこと」
なんだなと思いました。

「他人に嫌われないために我慢する」
とか
「他人が機嫌を損ねないために我慢する」
って、要するに
「他人が自分に悪い評価を
してこないように我慢する」
　||
「他人からいい評価を
もらえるように我慢する」
ということなので、

最終的に相手のことはどうでもよくて、
“相手が自分をどう評価してくれるか”
にしか関心がないんですね。

もともと
「もう我慢するのはやめよう」
と思って生きていたけど、
これを知ってますます
「もう我慢したくねえ」
と思いました。

だって自己中心的な
自分になるのはイヤだもの。

「辛抱」は積極的にしていきたいですね。
自分の達成感のためなら
大変なことや試練には
乗り越えていきたいし、
むしろそれらは
「我慢」に比べたら
大してつらいことじゃ
ないような気がします。

あと、自分の達成感のために
辛抱して突き進んだら、
最終的には他者も
喜ばせることができる気がする。

わたしが「やったー！」て言ってると、
喜んでくれる友人とかいますからね。

あなたは、我慢してますか？
辛抱してますか？

ごきげんよう、さようなら。