完全に燃え尽きてしまわないためには、「燃え尽きた自分」を受け入れることだ

燃え尽きた時は
燃え尽きていれば
いいのだ、と思う。

燃えかすのような心と体で
無理やりまた登山しようと
するから、人は病むのだ。

過去のわたしのように。

* * *

ここ1ヶ月くらいひたすら
企画展のための
準備をしていたので、
きのう作品を発送したら
一気に気が抜けてしまった。

「燃え尽き症候群」という
やつかもしれない。
昔からよくなっていた。

ただ、今のわたしは
仕事もできるし
夕飯も作れるし
こうしてブログも書ける。

つまり完全に
燃え尽きているわけではない。
また大きな火を起こせるように
種火をとっといている、
という感じ。

以前はそれができなかった。
まさに燃え尽きた、
真っ黒な炭や灰のような状態。
種火など残っていなかった。

どうして今は自分の心の中に
種火を残せるのだろう。
考えてみた。
多分これらのお陰だと思う。

1.「燃え尽きた自分」を
受け入れられるようになった

2.「全部出し切れる」

ようになった

3.「評価」は他人の課題だと
切り離せるようになった


これだけではさっぱり意味が
わからないと思うので、
順に解説していこう。
長文になるので
今日はひとまず「1」だけ。

1.「燃え尽きた自分」を受け入れられるようになった

以前
やる気が出ない時の漫画
にも描いたが、
燃え尽きる人は大体
「燃え尽きている自分」を
責めるのだ。

こんなことではダメだ、
もっと元気に動かねば、と。

あなたは全身大火傷を
負った人が
横たわって寝ていたら
「そんなことではダメだ」
「もっと元気に動け」
と言うのか。
とんだ鬼畜だ。

「そんなこと
人には言いません」
と言う人が圧倒的に多いが、
それと同じことを
自分にはやるのだ。

自分の容量を超えて
めちゃくちゃ頑張って、
全身大火傷を負ったごとく
疲れ切った自分の心身に対して
「そんなことではダメだ」
「もっと元気に動け」
「この役立たずが」
と平気で言う。

わたしもそうだった。
「燃え尽きた自分」に
価値はないと思っていた。
元気に動ける時の
自分だけに価値がある、
と思っていた。
だから頑張りすぎて
動けなくなった自分を
いつも責めていた。

「もっと頑張れ」
「次はこれをやれ」
「その程度で何だ、
情けない」と。

平たく言って、
バカなんじゃねえのか、
と今は思う。当時の自分に。
人間は休まないと動けない。

多くの人が
「いつも元気に動いている」
ように見えるのは、
彼らが適度に休息を
取っているからだ。

わたしは適度な休息を
取るのが苦手なタイプの
人間なので、
全速力で走って
全力で休むことしかできない。

だから「燃え尽きる自分」を
受け入れることにした。
わたしはそういう形でしか
休息を取ることができない
人間なのだ、と。

最初は情けなくて涙が出たが、
何度も「燃え尽きる自分」を
許して受け入れていたら、
今の状態になった。

燃え尽きていることは
いるのだが、
種火は残っている。
「何もできない、体が動かない」
状態にはもうならない。

それは、自分を許して
受け入れたからだと思う。
何度も何度も。
責めずに。

もしあなたがいつも
全速力で燃え上がっては
燃え尽きた炭のように
なっているのなら、
「自分を許していない」
のだと思う。

「こんなに頑張ったんだから
そりゃあこんだけ疲れるよね」
「今はゆっくり休もう、
だってそれだけあなたは
頑張ったんだから」

どうして自分に
そう言ってやることが
できないのだろう。

「自分」がかわいそうだ。

ずっと頑張っているのに
誰にも味方になってもらえない
「自分」がかわいそうだ。

他人に労られることを
期待してばかりで
自分で自分に優しくできない。
この世で一番
自分の味方になれるのは、
自分自身だけなのに。

わたしは何十年もずっと
燃えかすのような自分に
ムチをふるい続けてきたから、
残りの人生は自分に
優しくしてやろうと思う。

* * *

残りの

2.「全部出し切れる」
ようになった

3.「評価」は他人の課題だと
切り離せるようになった

については、
また次の記事に書きます。

ごきげんよう、さようなら。

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