一言で言うと
「自分の損がデカいから」
なんですけどね。
あとは「面白かった〜!」
「最高だった〜!」
「泣いた〜!」
「漲(みなぎ)った〜!!」
ばっかり言ってる方が
人生幸せだな、と思ったからです。
* * *
わたくしがたまに趣味で書いている
「レビュー・感想」記事を読むと
お察しいただけるかと思うのですが、
わたしは基本に
「最高だったわ〜〜〜〜!」とか
「これ役に立ったよ〜〜〜!」
という時しか記事にしません。
あそこに載せている以上の
本・漫画・映画・音楽などを
摂取しているので、
「最高だったわ〜〜!」
と思っても
「今書く時間がない」とかで
書かない時もあるのですが……
(レビュー書き出すと
止まらなくなるのを知っているので、
めちゃくちゃ仕事ない日とか
じゃないと書けない……。
だからわたしがレビューばっかり
書き始めたら仕事がないんだと
思ってください……)
わたしはインターネット上で
「面白かった!」
「最高だった!」
と言っていても、
観る作品全部にそう思っている
わけではありません。
リアルではふつうに
「ぜんぜん面白くない」
「好きになれんかった」
って言います。
いや、さすがにめちゃくちゃ
その作品のファンって
人の前では言わない
ですけども……。
いちおう相手を選んで、
「この人の前では
言ってもいいかな」
と考えて言っております。
でもインターネットって、
それができないじゃないですか。
ぜんぜん知らない人が
わたしの批評・感想を見て
人知れず傷ついていることも
あるわけで。
もちろん、インターネットで
発言している以上、
「誰も傷つけない」ことは
不可能だと思っていますよ。
だから「わたしの思想」で
傷つけるかもしれないことは、
「申し訳ない!
しかしこう思うんや!」
という感じで開き直っています。
それで恨まれてもかまわないし。
ただ、「作品の批評」は
それとは違うと
思っているんですよね。
「思想」はわたしの人生で
色々こねくりまわして
自分で作ってきたもんだけど、
「他人の作品」は
わたしには全然
関係ないじゃないですか。
誰かが頑張って作ったもんを
わたしは簡単に見たり
読んだり聴かせてもらっただけで、
「ブラボー!」と叫ぶ権利はあっても
ブーイングを送る権利は
ないんじゃないか、と思っていて。
たとえ金を払っていても。
あ、個人的な価値観ですけどね。
「一度発表された作品は
悪く言われても仕方ない」みたいな
有名税的な考え方もありますし。
しかしこう思うようになったのって、
とある「誰かの投稿」が
きっかけなんですよね。
その作者が誰だったかももう
覚えてないけど、それは漫画で。
その漫画そのものも
「製作者への愛ゆえに」
作られたものだったけど、
まあ簡単に言うと
「わたしがものすごく大好きで
人生に影響を与えたと言っても
過言ではない作品に対して
『全然面白いと思えなかった』
と意見する漫画」
だったわけです。
で、その人がそう言う
理由もわかるんです。
その人も「愛ゆえに」言ってるから。
ああ、そういう思い入れがあるなら、
そりゃあ「面白くない」と言われても
仕方ないかもなあ、と思うけど、
なんかこう、自分の心の中にいる、
「その作品を見て感動した
子ども時代の自分」が
ズシャズシャズシャアアアアッ
と八つ裂きにされた感じがして。
わたしはその時に思いました。
どんなにつまんない作品でも
そこそこしか売れてない作品でも、
「その作品をものすごく
愛している人」
がいるかもしれないから、
不用意に「面白くない」とか
言ったらいかん、と。
特にインターネットでは、
絶対に言わん。
と決めました。
あんな気持ちを
他人に味あわせたらだめだ、
と思ったので。
* * *
まあ、自分だけが
「面白くない」
「好きじゃない」
と言っているものを
同じく
「面白くない」
「好きじゃない」
と言っている人を
見つけられたら、
すごくホッとしますよ。
ああよかった、
わたしだけじゃなかった〜!
わたしだけが歪んでるんじゃ
なかったのか〜! って。
めっちゃ思う。
めっちゃ安心する。
しかしなんか、
自分の心を軽くするために
見知らぬ誰かの心を
八つ裂きにするのは
やりたくないな、と思って。
だからわたしは
「最高だ〜!」
と思った時しか言わないし、
「これ読んでみたら役に立った!
同じように悩んでる人は
よかったら読んでみて!」
って時しか紹介しません。
まあ、それはそれで
「あなたが面白いって
言ったから読んだのに、
つまんなかった」
を産むかも知れないけど(笑)
そこは「知るか〜!」
なんですよね。笑
知らんがな〜!! って。
あなたが見たり読んだり
聴いたりした後のことまで
責任取れるか〜い!!!
そこは自分で責任
取ってくれや〜〜〜!
と思います。
* * *
あともうひとつ、わたしが
インターネットで人の作品を
「つまらない」と
言わなくなった理由は、
わたしが好きな本
「The Artist’s Way」
の中に
「自分の創作を満足に
出来ていない人は
他人の作品をこき下ろすことで
満足感を得る」
的なことが書いてあったので、
ヤ〜〜〜〜ダ〜〜〜〜〜〜!
と思って。笑
自分の彼氏とうまく行っていない人が
他人の彼氏ばっかりけなすみたいな?
え、恥ずかしくないですかそれ?
他人の作品を悪く言えば言うほど、
「わたしは自分の創作を
思い通りにできていませ〜〜〜ん!
満足できる創作が
全然できていませ〜〜〜ん!」
って言いふらしてるのと
同じってことでしょう?
恥ずかしくないですか????
(大事なことなので2回言いました)
わたしは自分の作品を
最高に愛してるし
いい創作物にしてあげたいので、
そのためにも他人の作品を
悪く言うのはやめよう、
と固く誓いました。
人の作品を悪く言うことで
自分の作品に悪い影響が出るなら
こんなにデカい
「損」はないです。
だからネットでは言わない。
個人の主観ですが。
ごきげんよう、さようなら。
* * *
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