自分を傷つける相手と一緒にいるのを選んでるのは自分なんだものなあ

「どうしてわたしが好きになる人は
段々わたしへの扱いが
ぞんざいになって行くんだ」

「あの人と一緒の家は嫌だけど、
出て行くお金がないから仕方ない」

そう思っていた時期が
わたしにもありました。

* * *

相田みつをさんみたいな語り口調の
タイトルになってしまいましたが、
(みつをさんの作品にこんなのはありません)

過去の自分を振り返ると、
ほんとそう思うんですよねえ。

「自分を傷つける相手と
一緒にいるのを選んでるのは
自分なんだものなあ」

って……。

「そんな言い方するか??」
って思う上司の下で
働くのを選んでいたのも
自分だし……

「何でこんな人と
付き合っているんだろう。
でも好き!!」
と思いながら恋人と
別れない選択をしていたのも
自分だし……

「こんな家出て行きたい!
でも経済的な理由で出られない」
と思いながら、
本気でお金を稼ぐために
全く動かなかったのも
自分です……
(アイタタタタタタ……)

* * *

「自分の人生は
自分が選んだもので
つくられている」

という話をすると、

「全部私のせいだって
言うんですか!」

「身から出た錆って
ことですか!?」

と怒る人がたまに
いらっしゃるんですけど、
うーん、そういうことじゃなくて。

全責任があなたに
ある訳じゃなくって。

そんなもん、
殴る夫がいたら
その人が殴っているのが
悪いですよ。

人を殴るまでに至る
幼少期のつらい思い出とか
精神的な理由とかは
あるでしょうけども。

でもやっぱり、
「殴るあの人」と
一緒にいることを
選んでいるのは
自分なんですよね。

「出て行ったら
殺されるかもしれない」
と思うほどの心理的支配を
されている場合は
なかなかそう簡単に
言えませんけども、

暴力って放っておくと
エスカレートしてしまうので、
「出て行ったら殺されるかも」
段階になるまでに
できることはなかったのだろうか……
とは考えてしまいます。

手前の段階でスルーしたのも、
誰にも相談しなかったのも、
真剣に聞いてくれなさそうな人に
頼ってしまったのも、
また自分の選択なんですよね……。

「大丈夫」
「やさしい所もあるし」
「わたしがちゃんと
正しくしてれば

直ってくれるはず」って。

わたし自身は
「殺されるかも」
までの暴力は
受けたことはないです。
それ以外の暴力的なやーつーは
受けたことがありますが
(こんな誰でも読めるところで
そんな話は詳細にできない)。

「逃げればいいのに」って
簡単な話じゃないのは
理解しているんです。
「逃げられないよ」
と思ったこともあるから。

それでもやっぱり、
人生は自分の選択の
積み重ねでできているんだよなあ……

なんで自分を傷つける相手と
一緒にいるのを選んでいるかと言うと、

おそらく自分が自分のこと
嫌いなんですよね……。

「自分なんてこの程度」
と思っているから、
ひどい人と一緒にいても
ガマンしてしまう。

「だってわたしには
そのくらいの価値しかないし」

「この人ぐらいしかもう、
わたしを受け入れてくれる
人はいないし」

って思うわな……。
めちゃくちゃわかる。
わかりすぎる。
だってわたしもそうだったもの。

「どう言ったら伝わるだろう?」
「どう言ったら、あなたが
責められている気持ちにならず、
これを伝えることができるだろう?」

っていつも思いながら、
こんなブログを書いています。

ごきげんよう、さようなら。

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