人生を自分で切り開いてきた私はそろそろ「委ねる」が必要な頃かも - ぱりことば。−島根県の漫画家カウンセラーのブログ−

「誰かの望む私になりたい」
と思いながら数十年生き、
「それ他人を軸に
生きてるじゃん！
だから苦しいんだ！」
と気づき、
「私がやりたい事は一体何か」
を追求し続けて早ウン年。

「人に任せる・委ねる」が
必要な時期に
差し掛かって参りました。

＊　＊　＊

自分の人生を自分で
切り開いてきたなー、という
自負はあるんですよ。

フリーランスで仕事をしているから
余計にそうなのかも知れませんが、
何でもかんでも
「まず自分が動く」で
問題を解決したり
夢を叶えてきた気がします。

「お母さんやおじいちゃんを
喜ばせたいがために
結婚や出産をしたい」
と思っていた私が、

「やっぱり漫画描きたい！」
と思って漫画を描き始めたり、

「かつての自分と同じような人の
手助けをしたい！」
と思ってカウンセラーになったり、

「結婚も出産も
望んでない人だけど、
この人とずっと一緒にいたい！」
と思う人と穏やかに暮らせたり、

っていうのは全部、
自分が動いてやってきたこと
なんですよね。

親戚に
「収入の少ない人と
同棲して大丈夫か」
って言われても、
「私が頑張って
稼げばいいじゃーん！」
と思っていたし。

そう、もうお気づきかと思いますが、
私はパートナーに
「任せる」とか「委ねる」とかが
めちゃくちゃ苦手なのです。

＊　＊　＊

で、昨日ふいに
「客観的に見て私が今
何をしたらよさそうか、
パートナーに相談してみようかな」
と思ったんですよ。

それを伝えたら、
「というか僕は、あなたの仕事を
まったく把握していないから、
何を言っていいかわからない」
と返されまして。

えっ……そうだったの……？
あっそういえば、
たまにちょこっと
愚痴ったりはするけど、
今どんな仕事してるとか、
どういう流れでしてるとか、
これから何を考えてるとか、
全然話したことねーわ……
ていうか、仕事の話なんか
家族にするもんじゃねーと
思ってたわ……

と気づきました。

パートナーの方は、
けっこう仕事のことを細かく
話してくれるんですよね。
愚痴の時もあるけど、
今日はこういう仕事したよとか
こういう工具を使ってるんだとか
色々話してくれます。

ここまで書いていて、
「仕事の話を家庭に
持ち込まないのって
どちらかというと
男性に多いのでは……？
そして、仕事で起きたことも
細かく話すのって、
どちらかというと
女性に多いのでは……？」
と思いました。

仲の良い友人に
「アンタ達は男女逆転
してるんじゃない？
庵野＆モヨコ夫妻と一緒だよね」
と言われるだけあります。

(まあでも上記の特徴は
「昭和の」がつくような
気もしますけども)

私の将来の夢は、ゆくゆくは
パートナーにマネージャー業を
やってもらうことなんですけど
(※勝手にそう思ってるだけ)、

なんかそれが将来の夢とか
言っておきながら、
仕事の話は一切しないって
アホじゃないのか？
と思いました。
何をマネジメントさせる気だ？

＊　＊　＊

まあ、マネージャーの夢はさておき、
やっぱり私は何もかにもを
一人で抱えすぎ、背負いすぎ
なんですよねー。

ちょっとした業務は
人に委託するんですけど……
いや、でも結局自分の手に
戻しちゃった仕事も多いな……。

委託って
「委ねて、託す」ってことですから。

先日参加した
ザ・リトリートセミナーでも
そういうお話はされてまして、
やっぱり必要だから
聞くんだよなあ、と思います。

自分で人生を切り開き
続けてきた自分は、
そろそろ
「任せる」
「委ねる」
「託す」
段階に来ているのかも知れません。

このブログを読んでいる人の中にも、
「自分が動く」ことで
人生を切り開き続けてきた人は
いないでしょうか？

そろそろ、お疲れが
出ていないですか？
「やってもやっても足りない」
気持ちはないですか？

もしそうであれば、私と同じく
「委ねる」時期に
来ているのかもしれません。

私はまず手始めに、
一番近くにいるパートナーに
「委ねる」をやってみたいと
思います。

ごきげんよう、さようなら。