当カウンセリングには
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)や
ADHDに悩む方からのお申し込みもあります。
先日、最初はアスペルガーと
仕事についてのお悩みだったのに、
「クリエイター・カウンセリング」へ
途中から移行し、しかも悩みが解決した！
…という初めての事例がありました。
4ヶ月継続LINEカウンセリングと、
1時間の出張対面カウンセリングを
受けてくださった、
HN：舟虫さん(30代男性／埼玉県)
からのご感想です。
1ヶ月目終了時のご感想
カウンセリングははじめて受けたので、不満や要望は特段ありません。
やりとりしているのは主に仕事のことなので、プライベートの変化とかも話せばよかったのかなと思いました。
また支援機関とのやりとりも伝えたほうがよかったのかなと思いました。
ともえさんは発達障害とかの知識も深いので、共感してくださる部分や、自分の立場を客観的にみてくれているので、少しずつですが、前をむいていけるなあと思いはじめることができました。
1ヶ月目の時点での舟虫さんは、
仕事にやる気が起こせないこと、
アスペルガー症候群を診断されてから
落ち込んでしまったことを
お話ししてくださいました。
わたしは発達障害に関して、
はっきり言ってまだまだ
勉強中の身です。
ただ、実はわたしの父が
「アスペルガーなのでは？」
と言われていた関係で、
アスペルガーに関する知識は
カウンセラーを目指す前から
自然と取り入れるようにしていたんですよね。
そのお陰で舟虫さんから
このように感じていただけたのなら、
父がアスペルガーを疑われたこと、
それで苦労したこと、
そのために勉強をしたことも報われます。
わたしと父との関係は
決していいものではありませんでしたが、
「父がわたしの父だったお陰で、
こう言ってもらえた」
と思うことができました。
舟虫さん、こちらこそありがとうございます。
4ヶ月目終了時のご感想
最初仕事のことから入りましたが、趣味に熱中していることを気づかせていただきました。最初はアスペルガー症候群のことを気にしておりました。
でもカウンセリングを受けていくなかで自分の特性がわかりました。
今はアスペルガーがあってよかったなと認識させていただきました。
創作をしていくなかで気づかせていただくことがたくさんあったので、最初からそういうお話をできればよかったなと思いました。
「アスペルガー症候群だから」と
色んなことに対して消極的になったり、
諦めの気持ちを持ったりしていた舟虫さん。
カウンセリングの中で、
「自分がアスペルガー症候群だと
気にしない時間はありますか？」
とおたずねした時、
「走っている時」と
「最近ハマりだした趣味に
没頭している時」と答えてくださいました。
それが、表題にも書いた
「モノづくりの趣味」だったのです。
しかし舟虫さん自身は、
創作活動に打ち込むよりも
「アスペルガーの劣等コンプレックスを
感じやすい仕事に没頭する」
「自分の体を壊すレベルで働く」
ことを選んでいました。
そこでわたしは自分の好きな本
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」
に書かれていたことを思い出したんです。
「自分の持っている“創造する力”を
せき止めるために、ワーカホリック
(仕事人間)になってしまう人がいる」
このお話をすると、舟虫さんは
「だいぶあてはまるかもしれない」と…。
ここから、舟虫さんのカウンセリングは
「一般のお悩みカウンセリング」から
「クリエイター・カウンセリング」へ
移行したのです。
そして、ひとたび迷いが晴れたら
わたしがびっくりするくらいの勢いで
イベントに次々参加し、
SNSや投稿サイトで作品を発表し、
家で民族楽器を触り、
音源を作って配信するように
なったのです。
わたしにもその行動力を
分けて欲しいくらいに…(笑)。
最初に悩んでいらした
アスペルガーのコンプレックスも
ほとんど感じなくなり、
わたしが後押ししなくても
創作活動を進められるようになったので、
そこでカウンセリングを終結しました。
舟虫(TAP/GAMAKATSU)さんの活動
https://twitter.com/babybab64746395
Twitterで作品を上げたり、
配信をしておられます。
SoundCloudで音源配信
カウンセリングを受けていた当時は
「初心者だから」
とおっしゃっていたのが
信じられないほど、
SoundCloudに上げられている音源は
とてもいいです。
(わたしもすべて聴きました)
詩もたくさん見せていただきましたが、
アスペルガーのことを悩んできた
舟虫さんだからこそ書ける言葉、
同じ境遇やそれ以外の方にも
刺さる言葉があると感じました。
「言葉」と「音楽」が好きな方は、
ぜひ舟虫さんの活動を
チェックしてみてくださいね。
誰でもアーティスト/クリエイターになれる
最初はクリエイター・カウンセリング
目的ではなかった方が
クリエイター・カウンセリングに移ったこと、
そしてその創造性を高めることで
もともとのお悩みを解決したことは、
カウンセラーのわたしにとっても
貴重な体験でした。
「そんなことが起きるんだ」と。
舟虫さんもそうでしたが、
多くの人が
「自分がクリエイターだなんて思えない」
「自分は創造性などない」
「自分が〇〇だなんておこがましい」
と思っています。
アーティストや
クリエイターっていうのは、
創作をしてお金を稼ぐ人や
名声を得る人のことだけでは
ないんです。
「創らずにはいられない人」
「表現することが好きな人」は
全員がアーティスト/クリエイターです。
劣等コンプレックスを乗り越え、
あらゆる言い訳をやめ、
創造に打ち込むことができた人は
必ず幸せになれます。
いや、正確には、
不幸や悩みがやってきても、
創造することで
乗り越えられるようになるんですね。
これからも、わたしのカウンセリングで
そんな道を見つけるお手伝いが
できたらいいな、と思っています。
ごきげんよう、さようなら。
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境界性パーソナリティ障害関連の
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わたしの出張に合わせて不定期に
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