自分の才能を認めてくれる人を、その人が生きている内に、大事にしてあげてください

自分の才能を認めてくれる人を、
大事にしてください。
その人の言葉を、
信じてあげてください。

いつ永遠に会えなくなるかも
わからないのだから。

* * *

自分の人生で唯一
「あなたには才能がある」
と言ってくれた友人がいて、
“その友人はもうこの世にいない”
という事実が、
唐突に猛烈に悲しくなる
時があります。

「絵が好き」とか
「漫画が面白い」とか
「文章がうまい」とか
「何かしら能力がある」とか
色々言われることがあるし、

そもそも
「お金を払って
仕事を頼んで
くれる人がいる」
という時点で確実に
自分の能力は
認められているのだけど、

なんかあんなに正面切って
「あなたには才能がある」
と言ってくれた人は
たった一人だったなあ、
と思って。

そしてその人は亡くなって
もうこの世にいないので、
人生で唯一
「才能がある」
と認めてくれた人が
この世にいないということは、
自分はもう才能がないことと
同義なんじゃないか、
と思うことがあります。

いや、そもそも
「才能」ってなんやねん、
とも思うのだけど。

* * *

その人はもう死んでいるので、
「今のわたし」も引き続き
才能があるかどうかを
聞くことができないのです。

もしかしたら彼女と一緒にいた
「その時のわたし」には
才能があったけど、
あれから20年近くたった
「今のわたし」には
もう「ない」かもしれないな、
なんて考えたりもします。

などという文章を書きながら、
「あんたは相変わらずバカだね、
今も才能があるよ!」
「才能なんてなくなるもんじゃ
ないんだよ!」
と彼女が言ってくれている
ような気もするのだけど。

おそらく当時の彼女が
「才能」と呼んでいたものを
発揮できても
発揮できなくても、
ふと悲しくなる時があります。

発揮できないときは、
「才能があるって
言ってくれたのに、申し訳ねえ」
と思うし、

発揮できたときは、
「なんであの人が生きているうちに
これができなかったんだ、
申し訳ねえ。
あのとき、彼女の言葉を信じて、
もっと早く発揮すればよかった」
と思うし。

どちらにしても彼女は死んでいるので、
その感情全てが
「どうしようもないこと」
で片付けられるのだけど。

* * *

わたしも今、当時の彼女のように、
いろんな人に
「あなたには才能(能力)がある」
と伝えています。

「なんにもない」と
思っていたわたしは、
そう言われて嬉しかったし、

実際、わたしがそう伝える人には
「そういうところが秀でている」
と感じるから。

別に励ますために
嘘をついている訳じゃないのです。

絵が上手いとか足が速いとか
そういうことだけじゃなくて、
「その人が自然とできている、
他の人には簡単にできないこと」を
みんな必ず持っているから。

だから、たくさん伝えるように
しています。

けれどもし、いつか自分が死んだら
(しかも平均寿命よりずっと早めに)、
「才能がある」と伝えた人たちは、
今のわたしと同じことを
思うのでしょうか。

あと5年で、彼女が死んだ年と
同じ年齢になるのだなあ、
と思うとなんだか感慨深く、
そのために急にこんなことを
考えたのかもしれません。

こんな話を書いたら書いたで、
「彼女が言ったのだから、
わたしは才能があるのだろうな」
と思えるようになってきました。
頭で考えているときは
ぐるぐると不安だったのだけどな。

やはり文字にするのはいいようです。

死んでもなお、
その言葉は生き続けて
効果が続くけど、
それでもやっぱり、
あなたの才能を認めてくれる人を
生きている内に
大事にしてあげてください。

ごきげんよう、さようなら。

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