フリーランスで仕事が欲しいなら
営業した方がいいと
考えていますが、
実は自分は言うほど
営業していません。
しかしご依頼いただけます。
「自分はこれができますよ」
とはっきり提示しているからです。
＊ ＊ ＊
コロナ禍によって
余計にその流れが
強くなったのかもしれませんが、
個人の方も企業の方も、
「自分の願いを
叶えてくれる人」
を日夜インターネットで
探しているようです。
「こういう仕事を
してくれる人、
誰かいないかな」
「こういう困りごとを
解決してくれる人、
誰かいないかな」
という風に。
そこで
「わたしはこういうことが
できますよ」と
はっきり提示していると、
「自分のできること」と
「相手のして欲しいこと」が
合致した場合、
仕事(依頼)につながるのですね。
＊ ＊ ＊
たとえばわたしはここ最近、
「似顔絵イラストを
もっと描きたい」とか
「ミニキャラじゃなくて
通常頭身の漫画を描く
仕事をもっと増やしたい」
とか思っていました。
で、「自分はどのくらいの
レベルのことができるのか」
を発信しまくりました。
結果、どちらの仕事も
増えたんですね。
わたしが個別に
営業した訳ではなく、
すべてお相手から
お声がけいただきました。
＊ ＊ ＊
わたしは「はっきり提示する」
のが大事だと思っていて、
ラフから完成品から
仕事が進む流れまで
全部出します。
完成品だけ出すと、
「下書きの段階で
どこまで確認できるのか」
がわかりません。
逆にラフしか出さないと、
「完成品はどのくらいの
クオリティでできるのか」
がわかりません。
「実際にこの人へ
仕事を頼んだら、
どういう流れで、
どういうものができるのか」
がわかっていると、
人は安心して依頼ができます。
わたしはフリーランス初心者の頃、
「めちゃめちゃ完成度の高い
イラストを載せていれば
いつか仕事が来るはずだ」
と思ってそんなイラストばかり
載せていましたが、
仕事を頼む人が重視しているのは
「完成度の高さ」よりも
・納期は守れるか
・どのくらい自分の要望に
答えてくれるのか
・修正はどのくらい
対応してくれるのか
・いくらかかるのか
とかなんですよね。
めっちゃ気合い入れた絵を
何枚も貼っていたら
仕事が来る訳じゃないのです。
これはイラストレーターや
漫画家に限った話では
ないと思います。
もし今、あなたに
「望むような仕事」が
まったく来ないのであれば、
「自分はこれができますよ」
をはっきり提示して
いない可能性があります。
自分は「わかりやすい」
案内をできているか、
「これができますよ」を
はっきり言えているか、
今一度確認してみてくださいね。
それでは本日はこの辺で。
ごきげんよう、さようなら。
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