現在、投薬治療をしている方のカウンセリングにつきまして

当カウンセリングでは、
「投薬治療中の方は
ご遠慮いただく」
というルールを
作っていました。

しかしそう言って、
全ての投薬治療者を
突っぱねなくても
いいのでは……と
思い直すキッカケがありました。

* * *

わたし自身はかつて
通院や投薬の効果を
得られなかったので、
それらを頼らず治療する
方法を選んだ人です。

そして自力治療によって、
境界性パーソナリティ障害を
克服しました。

(※詳細はこの辺りの記事
ご覧ください)

だからといって、
向精神薬を反対する
意図はありません。

精神科・心療内科への
通院や、投薬によって
症状が安定している人も
いると思います。

そういう方は、そのまま
病院や薬を頼った方が
いいのではないか、
と考えています。

ただ、必要量以上の
薬を処方されて
苦しんだ人の話を
聞いたこともあるし、
かつてのわたしのように
薬の効果がまったく得られず
苦しんでいる人も
いると思います。

そういう、
「病院が信じられない」
「薬が効かない」
「どうしたらいいか

分からない」
八方塞がり状態の人に
手助けをしたい、という
気持ちが強いです。

* * *

あわせて、できる限り
カウンセリング効果を
感じていただきたい、
という思いがあります。

ルールを作る前は
「投薬治療中の相談者さん」
も承っていたのですが、
その中で

「投薬中の方」と
「投薬していない方」で
カウンセリング効果が
異なっている、

と感じることが
度々あったのです。

わたしは薬剤師でもなければ
薬学研究者でもないので、
薬が人間の脳にどんな影響を
与えているのか、詳しいことは
まったく分かりません。

それでも、
薬を飲んでいる人も
薬を飲んでいない人も、
「カウンセリングによって
今の状態から抜け出したい」
という思いは同じはずです。

効果が低くなる可能性を
わかっていながら、
誰でも受け入れるのは
いけないことなんじゃないか、
と思いました。

だから、ルールを作ったのです。

* * *

しかし先日、パートナーと
そういう話をしていた時に、

「ひとつの条件を決めて、
そこでズバンと切るようなことを
しなくてもいいのではないか」

「効果が弱くなるかも
しれないことを了承した上で、
それでもあなたに話をしたい
人もいるのではないか」

と言われたんですね。

なるほど、そういう考え方も
あるか……とハッとしました。

たとえば病気の手術でも、
事前にしっかり説明をした上で
「受けるかどうか」を
本人や家族に決めて
もらいますもんね。

執刀医が
「手術しても治らない
可能性が40%あるので、
手術しません」なんて
言わないはずです。
(あまりにも失敗の可能性が
高ければ言うかもしれないけど)

なので今後は、

「投薬治療を受けている方は、
そうでない方に比べて
カウンセリング効果が弱まる
可能性が高いのですが、
それでも良いですか?」

とたずねた上で、
「受けるか・受けないか」
を決めてもらうことにしました。

* * *

ちなみにわたしが言う「投薬」は
向精神薬についてのみで、
たとえばADHD治療薬などの
投薬は含まれません。

以前、相談者さんに
「ADHDの薬を飲んだら
人の話を聞きやすくなった。
初めから薬を飲んだ状態で
カウンセリングを受ければよかった」
と言われたので。

世の中にはいろんな薬が
ありますからね。

ということで、投薬治療中で
当カウンセリングにご興味を
お持ちの方は、
上記についてご了承のうえ
ご検討いただければと
思います。

それでは本日はこの辺で。
ごきげんよう、さようなら。

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