あなたの怒りはどこから?自責系と他責系の怒り、無意識について

あなたの怒りはどこから?自責系他責系

「怒りのコントロールができない」
というお悩みをよく聞くのですが、
個人的観測としては

・自分の怒りのツボを知る
・その奥に隠された無意識を探る


で、だいぶん和らぐ気がしています。

怒りのツボはどこなのか

先日、Twitterで
「あなたの怒りはどこから?」
という図を描きましたので
シェアします。

ざっくり分けて
「自分の不甲斐なさに腹が立つ」
自責系と、
「周囲のできなさ(誠意のなさ)に
腹が立つ」
他責系に分かれるかな、
と考えました。
 ↓

自責系の怒り
他責系の怒り

これ何でこんな図を描いたかと言うと、
まず一つ目の動機は
「自分の怒りのツボがどこか
把握していない人が多いから」

です。

私もそうでしたけど、
常にイライラしてる人って
「なんかわからんけど
とにかくイライラする」

状態になっているんですよ。

この「なんかわからんけど」が
かなり危険なので、
まずは自分の怒りのツボを
把握してみましょう、
って話です。

で、二つ目の動機は、
「その怒りの奥底にある
無意識を説明するため」

でした。

意識と無意識

心理学をかじった人は
「意識/無意識」の話は
聞いたことがあると思います。

もっと詳しく言うと
深層心理とか
表層意識と潜在意識とか
自我とかイドとか
難しい単語が
出てくるんですけど、
私は簡単に
「意識/無意識」で
説明します。

意識と無意識は海面に浮かぶ
氷山でよく説明されます。

意識と無意識

海面の上に見える氷が
「自分が普段意識している
感情や思想」。

海面の下に沈む氷が
「自分が意識できていない
感情や思想」です。

私は以前ほかの記事で
「怒りとは弱い感情を隠すための
第2の感情である」という
話を書いたのですが、
この場合「意識」に怒りが、
「無意識」に弱い感情がある、
ということです。

自責系・他責系それぞれの無意識

自責する人の無意識

私はかつて「できない自分」を呪う
自責系怒りの持ち主でした。

とにかく周りの人と同じように
できない自分が許せなかったし、
自分の理想通りの自分に
なれないのも許せなかったのです。

そしてそれらの原因は、
自分に魅力や能力が欠けている
せいだと思い込んでいました。

しかし、自分を含めた
周囲の人の観察結果ですが、
自責系の人はほぼ
無意識の中に
「他人への怒りや復讐心」
が存在します。

たとえば私のパートナーも
自責系男子であり、
「僕なんか」が
口癖だったのですが、
フタを開けてみると
「昔自分にひどい悪口を言った
女性への怒りや復讐心」が
渦巻いていました。

私自身も
「自分がダメだ、自分が悪い」と
言い続けていましたが、
その奥底には
「途中で育児放棄した
母親のせいでまともな大人に
育たなかった」
「ダメ人間の父親の遺伝で
私もまたダメなのだ」
「ひいおばあちゃんが
私の人格否定したから
私はこんなねじ曲がった
人間になってしまった」
という、他責のオンパレードが
渦巻いていたのです。

しかし、心の奥底に
他責を持っている人が
なぜ意識上では
自責をするかと言うと、
めちゃめちゃ優しいからです。
(自分で言いますけど)

他人を悪く言うのが嫌なんです。
他人を責めるくらいなら、
自分のせいにしたほうが楽なんです。

だから、本当の気持ちを
限界まで押し殺し、
自分の心を病気にしてまで
自責をしてしまうんですね。

他責する人の無意識

常に他人にばかり怒りを
向けている人は、心の奥底に
「弱い自分」
「本当はできない自分」
「自信のない自分」が
存在しています。

カウンセリングでお話を聞いていると、
「実はできない」
「実は怖い」
という方がよくおられます。

最近ユング心理学を
よく読んでいたのですが、
ユングも
「他人の振る舞いに対して
腹が立つのは、
本当は人と同じ自分が
心の中に存在しているから」

的なことを言っておりました。

たとえばモジモジして
引っ込み思案な人に腹が立つ場合、
本当はその人の中に
「モジモジして引っ込み思案な自分」
がいるのです。
でもそれを、めちゃくちゃ頑張って
バレないように人に話しかけたり、
明るい自分を必死で作るんですね。

「自分はこんなに努力して
ダメな自分を隠しているのに、
その努力をしないで
済ませていることに腹が立つ」
というわけです。

また、
「本当は自信がない自分」
「ビビってる自分」を隠すために
大げさに怒りのベールで
ごまかしている人も多くいます。
怒っていれば相手を
怖がらせられますから。

ひとりになった時、
本当はダメな自分を
ものすごく自己攻撃してしまう方、
けっこう多いです。

でも何でそんなに頑張って
「怒り」を外に出すかというと、
強くなって守りたい誰かがいるから。
守りたい何かがあるから。

(自分を守りたい場合も多いです)

「自分がしっかりしなきゃ」という
強い使命感もあるのかもしれません。

できない部下をやたら怒る上司も、
できない子どもをやたら怒る親も
「自分の指導・育て方が悪くて
こんな風にダメになってるんじゃないか」
という不安や自己攻撃を
抱えている人がいます。

出し方がまずいけど、
それも愛っちゃ愛なんですよねえ。

自分を知ることで、怒りを和らげる

私は、いつも地雷原のようだった
自分の感情を平穏にすることが
できたのは、ひとえに
「自己理解を深めた」
おかげだと思っております。

私はなぜ、何のために怒るのか。
私は本当は何に怒っているのか。
私が怒りを使って隠したいもの、
守りたいものは何か。
怒っているのは現在の私なのか、
それとも傷ついたままの
子供の私なのか。

自分の中にすーっと降りていって、
いろんなものを探りました。

見たくない・知りたくない心も
沢山見ました。苦しかったし
大変でした(笑)。

自責する人も他責する人も、
「見たくない・知りたくない・
気づきたくない心(自分)」から
逃れるために、怒りを使っています。

それはそれである種ラクなんですけど、
でも、ずっとずっと苦しいですよね?

見たくない心を直視するより、
そっちのほうがよほど
苦しいんじゃないか、と
私は思います。

ということで、
Twitterのつぶやきやこの記事が
自己理解を深めるちょっとした
きっかけになればいいなー、
と思って作成しました。

どうしても1人で
自分の中に降りていくのが怖い、
という人は、
カウンセリングなどを
頼ってみてもいいと思います。

毎度申し上げますが、
別に私んとこじゃなくても
大丈夫です(笑)。
もちろん私に相談して
もらってもいいです。

それでは本日はこの辺で。
ごきげんよう、さようなら。

Twitterのほうの投稿もよろしくお願いしまーす

「怒り」に関する記事はこちら

怒っている人は、本当は弱い自分を隠している—怒りは第2の感情

怒り爆発しないコツ—自分にも相手にも「万能」を求めない

人はなぜ怒鳴ってしまうのか

どうして腹が立つのか考えると、大事なことが見えてくる【漫画】

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