自分的には
「こんなの見せられない!」
と思ってひた隠しているのに、
いざ表に出してみたら
「あ…あれ? 意外と大丈夫?」
ってこと、ありますよねー。
イラストの世界でも
心理の世界でも
共通するあるあるだと思います。
* * *
今、作業の合間に必死こいて
ハロウィン絵を
描いているんですよ。
(もちろんただの趣味です)
しかし、これは自分1人で
抱えていると絶対に
完成せんぞ!!
と思ったので、
琢磨会のLINEグループで
見せたんですよ。
「すごい雑なんだけど
ここに出さないと
完成しないと思ったので!
すんません!」
つって。
そしたら
「巴さんのラフは
いつも綺麗ですよね」
って言われたので、
「あ……あら?」
と思って、
ブログネタにしている訳です。
私は
「下書きを丁寧にしていると
途中で描くのを辞めたくなる病」
という重大な疾患を
抱えているので、
ラフはとにかく雑なのです。
ペン入れ(清書)で
線を整えるタイプです。
だから今まで、
「こんなラフなんか
人に見せられる
レベルじゃない!」
と思っていました。
あ、仕事で描くラフは
けっこう丁寧に
してるんですけどね。(当社比)
でもそうじゃない
(仕事ではない)ラフも、
「綺麗」
「何が描いてあるかわかりやすい」
と今回言われました。
こういう現象、
イラストの世界でも
心理(カウンセリング)の
世界でもよく聞くんです。
「こんな絵じゃプロとして
やっていけないと思うんです!」
と言う人が、実はもう
プロ級の腕前だったり。
「こんな自分を見せたら、
きっと彼氏に嫌われます!」
「どこまで自分を出しても
いいんでしょうか?
軽蔑しませんか?」
と言う人が、本音を出してみたら
嫌われもしないし
軽蔑もされなかったり。
(むしろ、より愛されたり)
つまり、
「こんなものは見せられない」
「人に見せるのは恥ずかしい」
と思っているのは、
意外と“自分だけ”
だったりするんですよね。
* * *
ではなぜその人たちは
「こんなものは見せてはいけない!」
と言っているかというと、
まあ、多いのは
両親の影響が一番です。
「その程度でプロに
なれると思っているのか」
「プロになれるのは本当に
一握りの才能がある人だけだよ」
とか言われたり。
「そんなワガママ
言うんじゃない!」
「そんなこと言う子は、
みんなから嫌われるよ!」
とか言われたり。
実はこの「通用しない」も
「嫌われる」も
“その親だけの判断(趣味嗜好)”
です。
事実、プロの世界には
「親にはそんなんじゃダメだって
言われたけど、プロになれました」
って人がごまんといるはずです。
私もその1人ですしねー。
「絵は趣味で描いたら?」
と言われていました。
私たち人間は、
「親」=「社会(または全世界)」
だと思い込んでしまう
脳(心の世界)を持っています。
しかしそれはあくまで
「親の世界」なので、
基本的には非常に狭い
範囲なのです。
親が「そんなもの通用しない」
と言うようなレベルの作品でも、
世界に通用することはある。
誰かから猛烈に好かれることもある。
親が激怒した「ワガママ」も、
この世界中の誰かにとっては
「可愛いワガママ」
「余計愛しくなるワガママ」
かもしれない。
そういう可能性を否定して
自分1人で勝手に
「こんなの見せられない」
と思っているのは
もったいないですよ。
「いや、親以外にも
そんなんじゃダメだって
言ってきた人いるんです……」
という方もいるかもしれませんが、
親に傷つけられた人はなぜか
「その親に似た人を
求めてしまう」
傾向が強いですので、
「親以外にダメだって
言ってきた人」も
中身が親に激似だったり
することはよくあります。
要するに「親の価値観」を
渡り歩いているだけなんですね。
てなわけで、この広い世界
「親とは違う価値観」
の人は沢山いますので、
その人に見つかるように
「こんなレベルじゃ
人前に出せない」
「こんな自分は
人に見せてはいけない」
と思うものも、
出して行ったらいかがでしょうか。
NiziUも、オーディションから
発信して行ったら
「応援したい!」という
人がたくさん現れて、
メジャーデビュー前に
人気になったりしましたもんね。
「未完成なもの」
「普通、人に見せないもの」
というのは、
なぜか人の心を動かしたり
惹きつける力があるようです。
ジャッキー・チェンの映画も
エンドロールにNGシーンが
流れますしね。あんな感じですよ。
(違うかもしれんけど)
とりあえず私は
ラフ画を出してみました。
あなたは何を出しますか?
ごきげんよう、さようなら。
過去のイラスト制作過程記事はこちら
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ネコトバも最初は
「こんなの人に見せられない」
と思っていた気持ちを
表現したものだったんですよねー。
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