わたしが境界性パーソナリティ
障害の症状例として挙げているためか、
不安や感情の爆発、
それにともなう人間関係の悩みで
カウンセリングをお申し込み
いただくことが多いです。
今回は埼玉県/Mさん(20代女性)の
カウンセリングご感想を紹介します。
* * *
私は、カウンセリングの全体像を分かった上で、今何を目的にどの過程に取り組んでいるのかをはっきり把握していないと不安になるタイプでした。
埼玉県/Mさん(20代女性)
でも、途中でそれを伝えたら応えていただけて安心しました。
今まで辛い気持ちを自分の中に閉じ込めるか、爆発して物や人に当たるかしかできず、自己嫌悪のループにいました。留学中で親しい友達がなかなかできないため、感情を抑圧し溜め込んで余計に苦しくなっていました。
そこで、何かあったらとにかく巴さんに話せばいい、なんでも話せる相手がいる、というのが大きな救いになりました。自分の話を巴さんに共感してもらったり認めてもらったりを重ねることで、自分って意外と変じゃないんだと思うことができ、前より友達にも心を開けるようになったのが前進だと思います。
Mさんは2020年2〜3月の
2ヶ月間カウンセリングを
受けてくださったのですが、
この当時は
「目の前の気になっている悩みや
課題をひたすらこなす」
タイプのカウンセリングしか
していなかったんですね。
Mさんのご感想を受けて、
「そうか、目標や通過点を決めて
計画的にカウンセリングを進めないと
不安な方もいるんだな」
と思ったので、
現在実施しているカウンセリングでは
早い段階で相手のタイプを
確認するようになりました。
ざっくり言うと
・目の前の事をひたすらこなすタイプ
・とにかく計画的に進めたいタイプ
の2タイプですね。
タイプ別のカウンセリングを
実施するようになってから、
以前よりさらにカウンセリングの
質が上がった気がします。
Mさん、ありがとうございます!
* * *
ご感想の中にもありますが、
Mさんはずっと
「自分は変なのでは」
という思いにとらわれている方でした。
なんでなのかな〜と
ずっと不思議だったのですが、
「親から言われたこと」が
関係していたんですね。
10〜20代の時、なんなら
30代前半までわたしもずっと
「親から言われたこと」が
そのまま自分の評価だったんですが、
「親から言われたことは関係ない」
「自分で自分をどう評価するかが大事」
と気づいてから、ずいぶん楽になりました。
だってたとえば世界的な歌手が
「あなたの歌、本当に素晴らしいわ!」
って本気で大絶賛してくれたら、
素人の親が
「お前の歌なんて全然下手だ!」
と言ってきたとしても、
その意見かすんじゃいませんか?笑
世界的な歌手の意見を信じません?
そんなもんだと思うんですよねー、
「親の意見」って。
カウンセリングをしていると、
親に否定されてきた方の話を
よく聞くんですけど、
「お前は変だ!」
→「え、その程度で?
もっと変な奴おるでしょ。
世界狭すぎませんか?」
と思うし、
「お前はダメな人間だ!」
→「いや、この娘よりもっと
ダメでクズな奴いっぱいおるで。
この娘めっちゃいい子じゃん」
と思うし、
「お前は生きる価値がない!」
→「え、何であなたが
生きる価値があるかどうか
決められるの?
何なの? 神なの?
○代の一般男性ですよね?」
と思うんですよね。
親の意見も結局は
「主観」なんですよ。
まあ、わたしの意見も
主観なんですけど、
人のことを変とかダメとか
生きる価値がないとか
言っている人よりは
視野が広いんじゃないかしら〜
と自負しております。
だから相談者さんによく
「こんな話しても引かないんですか?」
って言われるんですよね(笑)。
自分にもクズエピソードや
痛いエピソードが沢山あるし、
色んなタイプのダメな人や
クズを見てきたので、
「そのくらいなら
ぜんぜん大丈夫っす」
ということが多いんです。
それはそれで自分のカウンセリングの
強みだなと思っております。
ということで、Mさんと同じように
「自分は変なのでは」
「周囲の人には話せない」
というお悩みをお持ちの方は、
よかったらうちのカウンセリングで
話していってください。
たぶん大体引かないです。
もし引いたらごめんね(笑)。
最後にMさん、
ご感想ありがとうございました!
それではごきげんよう、さようなら。
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