たまに
「今さら過去の傷や
親のことに向き合って
治そうとするのが面倒。
何の得があるかわからない」
という話を聞きます。
何の得があるかって、
収入が上がるんですよ。
* * *
精神疾患を寛解すると、
心が穏やかになるとか
幸福感が増すとか
色々言うじゃないですか。
でもそんなふんわりとした
精神世界のこと言われても、
そこまで得があると
思えなくないです?
そこで今日はまさに
現金な話をします。
わたしはフリーランスなので
毎年「青色」で確定申告
してるんですけど、
ふと、開業してから今までの
売上や利益を全部並べてみようと
思ったんですよ。
(今までは前年比してるだけだった)
それをまとめてグラフ化したのが
こちらです。
文字が見づらい方は
クリックして拡大するか
スワイプして拡大してください。
オンラインショップの
開業届を出したのが2009年末で、
フリーランスイラストレーターに
なったのは2011年なんですけど、
なぜか2011年以前のデータが
見つからないので、
2012年からまとめました。
明確な金額を出すと
いやらしいので
書いていませんが、
「差額」は記載しています。
図の通り、29歳から
病院で診断を受ける
31歳までは、精神疾患
(境界性パーソナリティ障害)
真っ只中です。
まあまあそれなりに
頑張っているんですけど、
30〜31歳は消費者金融に
手を出してますからね。
で、寛解した歳(34歳)で
いったん爆下がりしてるのですが、
(※飲食店経営で燃え尽きたから)
その後、一気に利益を上げます。
おそらく寛解したおかげで
いろんなことに挑戦
できるようになったからじゃ
ないかなーと思います。
企業と業務委託契約とか
したんですけど、
昔の自分だったら
そんなの考えられなかったです。
でも張り切りすぎて、ナゾの
全身蕁麻疹が出たけど(笑)。
治ったからって
調子乗っちゃったんですね……。
その後、心身を大切にしながら
働く量をセーブしたところ、
最高額よりは下がったけど
そこまで差は出ていません。
さて、大事なのはここからです。
精神疾患期も全力を出して
当時の最高額を叩き出して
いるのですが、
寛解後に全力を出した金額と
約100万円違うわけです。
精神疾患期に手を抜いていた
わけではなく、
めちゃめちゃ頑張って
本気で働いてましたよ。
なのに「寛解後の本気」に
敵わないのです。
なんなら
「病気を診断されてから、
寛解するまでの期間」の
本気にも負けてます。
* * *
「でも今から治療を始めたって、
収入が上がるのは5年後とか
もしかしたらそれ以上でしょ……
今さら自分に向き合ったって、
もう遅い」
と思う方もいらっしゃるかも知れません。
今向き合おうが
向き合わなかろうが、
取る歳は同じです。
なのでわたしは20代とか
早めの段階で
向き合ってほしいなーと
思っているんですけど、
40代だろうが50代だろうが
一緒です。
41歳でちゃんと向き合ったら、
5年後の46歳で
収入が上がるかもしれないけど、
そのまま放っておいたら
5年たっても似たような
収入の可能性が高いです。
50歳になっても60歳になっても
そのままかもしれません。
重要なのは
「何歳で向き合うか」
じゃなくて、
「今向き合えるか」
ですよね。
めちゃめちゃ収入がいいのに
精神疾患になっている方も
たまにいらっしゃいますが、
基本的に精神疾患と
収入が少ないことは
セットになっているので
(自分もそうだったし)
今回はあえてこういうお話を
してみましたー。
信じるか信じないかは
あなた次第です。
ではごきげんよう、さようなら。
* * *
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