●「私が悪いって言うんですか」と言う人は、実は自分で自分を責めている

怒る猫とあきれる犬のイラスト

わたしが大事にしている
「考え方」のひとつに、
“自分にないものは出てこない”
という考え方があります。

人に何か言われた時に、
「私が悪いって言うんですか!」
と怒り出す人がいますが、

“自分にないものは
出てこない”ので、

つまりこの人は
「本当はいつも、
自分が悪いと思っている」
のです。

* * *

最初にこの考え方を知ったのは
たしか心理学の勉強を
した時だと思うのですが、
それをより強くしたのは、
なんと映画
「ファンタスティック・
ビーストと魔法使いの旅」
でした。

たまたま地上波でやっていたので
何となく見ていたのですが、
主人公が魔法で作り出した
信じられない空間を見て、
ジェイコブというキャラクターが
こんなセリフを言うのです。

「これは夢じゃないよな。
おれの頭じゃ思いつかない」


わたしはこのセリフが
とても大好きです。
ジェイコブの魅力が一発で
わかるセリフかも知れません。

そう、人は
「自分にないものは
夢の世界でも出てこない」。

つまり
「自分にないものは、
自分の脳や口から
絶対に出てこない」
のです。

誰にも責められていないのに、
「私が悪いって言うの!?」
と怒り出す。

それは、長い時間ずっと、
いつも自分で自分を
「お前が全部悪いんだ」と
責め立て続けているからです。

または、
「何か言うと自分はすぐ
責められるのではないか」
という恐怖にかられ続ける
こともあるでしょう。

* * *

なぜこんな話をするかというと、
そう言っているわたし自身が
そうであったからです。

わたしは、人に意見されると
すぐ腹を立てていた子どもでした。
大人になってもそれは続きました。

「どうせわたしが悪いって
思ってるんでしょ!」
「みんなすぐわたしを責める!」
「わたしがいつも悪者なんだ!」

他人にそう思われている、
と思っていたけど、
実は自分が一番、
自分を責めていたし、
自分を悪者だと思っていたのです。

そして、いつもいつも
自分を責めていたので、
「わたしは悪くない!」
「誰か、わたしは
悪くないって言ってよ!」
と願っていました。

とてもかわいそうな時代だったな、
と今は思います。
すべては、
「自分で自分を責め続けているから」
起こっていたことだったのに…。

あの頃のわたしにも、
今「私が悪いって言うの!?」
と怒っているあなたにも、言いたい。
そんなに自分を責めなくても、
いいんですよ。大丈夫なんです。

* * *

「自分にないものは、出てこない」

これはあらゆることに
言える考え方です。

脳に浮かぶもの、
口をついて出てくるもの、
それらはすべて
「自分の中にあるもの」
であると自覚できるようになると、
人生が少しずつ
変わってくるはずです。

とても難しいことの
ように感じますが、
意識していると、ある日スルッと
「あっ…こういうことか」
と思う時が来ますよ。

そしてそれが、
苦しみから抜ける第一歩です。

ごきげんよう、さようなら。

ファンタスティック・ビースト、
ネットレンタル(視聴)も
できます。ぜひ。

* * *

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