わたしは元々
「毎晩ちゃんと
ごはんを炊いて
メインおかずを作って
副菜も2品は作って
汁も作らなきゃダメ!」
という完璧主義者でした。
今は
「家族とギスギスしないためには、
手を抜いたってええじゃないか。
むしろ手を抜くべき」
と思っている畑の人です。
これは先日つくった夕飯の写真です。
一見ちゃんと作っているように見えますが、
カレーはレトルトカレーです。
鶏もも肉を大きめに切って
塩コショウして焼いて
ごはんの上に乗せ、
その上にレトルトカレーを
ぶっかけただけです。
あとパートナーが
「チーズ乗せたらうまそう」
と言ったのでちぎって乗せました。
この日はたまたま
使いたい鶏肉があったので
そんなことしましたけど、
ふっつーーーーーに
レトルトカレーだけの日もあります。
これまたある日の夕食の写真です。
豚肉とごぼうを使いたかったので
「豚肉 ごぼう」で検索して出てきた
クックパッドのレシピに
人参を入れました。
一見すべてちゃんと
作っているように見えますが、
右下に見切れてる汁は
市販の「カップスープ」です。
なにしろ汁を作るのが
超めんどい時があって、
我が家では
「春雨スープ」や
「カップスープ(ポタージュ)」などの
即席スープを常備しています。
実はこの記事トップの写真も、
右下に見切れてるやつは
お湯入れて作るだけの春雨スープです。
(レバニラを頑張りすぎて力尽きた)
で、昔だったら
「メインおかず」と「副菜」に
ごぼうと人参がかぶってるのが
嫌だったんですけど、
(左側の副菜はごぼうと人参のマヨサラダ)
「僕そんなの気にしないよ」
とパートナーに言われたので、
わたしも気にしなくなりました。
めちゃめちゃ気分がいいときは
メインおかず、副菜2品、汁も全部つくります。
この日は麻婆豆腐、空芯菜ともやしの塩炒め、
かぼちゃの煮物、ワカメ玉子スープを作りました。
「いや、ほぼ毎日
メインと副菜作ってるじゃん!
全然手抜きじゃないじゃん!」
と思われるかもしれませんが…
わたしが毎日副菜を作るのは
この「残り」を翌日の
パートナーの弁当に入れるからです。
毎朝早起きして、
弁当のおかず作るのだるいじゃん。
パートナーも
「全然かまわん。おいしいし」
と言っているし、彼は胃腸が強いので
基本的になんでも弁当に入れています。
とはいえ、本当に余裕がないときは
普通に冷凍食品の唐揚げとか
冷凍食品のひじき煮とか
ごま和えとかも入れることがあります。
* * *
そもそもわたしが
「夕食をイチから完璧に
手作りしたい」と思ったのは、
学生のころ、母がいつも
イ○ンで出来合いの惣菜を
買ってきていたから。
母は料理が苦手だったし
遅くまで働いていたので
仕方がないのですが、
わたしはそれを
「愛情がない」
と感じてしまったんですね。
なので自分は家族に
ちゃんとした手作り料理を
振る舞おう、と思うようになりました。
が、いざやってみると、
クッッッッッソ大変。
朝から夜まで働いて、
毎晩ちゃんとごはん作るの大変。
そのせいで精神的に追いつめられて
(自分で勝手に自分を
追いつめてたんですけど)
めちゃめちゃパートナーに
八つ当たりしたりもしました。
で、ある時
「ごはんを完璧に作ろうと思って
家族に八つ当たりするくらいなら、
ごはんを手抜きして
家族と仲良くしたほうがええじゃん」
と思ったんです。
その時パートナーに
「毎日ご飯ちゃんと作るのつらい。
即席スープやカレーをストックしたい」
と提案したら
「いいよ。弁当のおかずも
冷凍食品を買っておこう」
「たまには外食に出たっていいわね」
と言われたのでした。
わたしの一人相撲はいったい…。
まあ、世の中には
かつてのわたしのように
「ぜんぶ手作り料理じゃないとダメ!
愛情が足りない!」
と言う人もいるかもしれません。
けれど、もしかしたら
勝手に自分が必要以上に
がんばっているだけで、
パートナーはそこまで求めていない
場合もあるかもしれません。
夕飯作りに限らず、
生活の上でつらいことがある時は、
正直に家族へ相談して、
手抜きできるところは
手抜きさせてもらっても
いいんじゃないでしょうか。
相談できる空気じゃない、
手抜きは絶対に許されない、
というご家庭であるならば
…もう、逃げればいいんじゃ
ないですかね(^^;
そんな家族もう、
どうやっても直りませんて。
(そういう理由でわたしは
すげー頑張って金貯めて
実家から逃げ出しました)
「家族」や「生活」って、
心や体を病んでまで
無理に続けるもんじゃ
ないですからね。
ごきげんよう、さようなら。
※ちなみに最近は
まりえごはんさんの
レンジレシピを超活用しています。
↓
https://mariegohan.com/
最初はレンジ調理に慣れてなくて
あんまりおいしくないものが
できていたりしたけど、
慣れると楽だしおいしいですよ。
↓こちらの本の存在を先に知って、
Web版のつくりおき食堂を知りました…
* * *
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