人は「変われない」のではなく、「変わりたくない」

またアドラー心理学っぽい話ですが、
自分の経験も交えて
「人は変われないのではなく、
変わりたくない」話を
書こうと思います。

「変わりたい」「変わらなければ」
と言いながら、
ずっと変わらない人は
あなたのそばにいませんか?
もしくは「自分自身がそうだ」
という方もいらっしゃるかも
知れません。

* * *

“変われない”その人は、
こういう風に
言うのではないでしょうか。

「歳をとってしまったから」とか
「性格を変えるのは難しいから」とか
「家族が〇〇な価値観だから」とか
「仕事が忙しいから」とか
「お金がないから」とか。

確かに歳をとると
「頭が固くなる」と言いますね。
生まれ持った性格も変えられません。
家族の価値観も変えられません。
仕事が多いのもお金がないのも
一見仕方のないことのように思えます。

ですが、一番
“変われない”理由は
「おそろしいから」です。

今の自分から変わってしまったら、
周りの人間関係が崩れそうで怖い。
恋人や伴侶が逃げ出してしまうんじゃ
ないかと思って怖い。
今の仕事を失くしてしまいそうで怖い。

長年「この自分」でやって来たのに、
今更「別の自分」になったって、
どうやって過ごしていいのか
わからなくて怖い。

「今の自分」だから
大目に見られていることを、
もう許してもらえなさそうで怖い。

しかし「怖い」なんて弱音は
とても言えない環境にいるので、
いろいろと理由を並べるんですね。

年齢、性格、他人、仕事、金銭。

人間はどんどん年老いていくだけで、
若返ることは不可能です。
「若作り」はできますけどね。

「苦しい自分から変われないこと」を
「歳をとっているせい」にしてしまったら、
後に残っているのは絶望です。
これから歳をとることしかないですからね。

だからわたしはかつて、
死のうとしていたのでしょう。
「若返る」ことができないなら、
死んで生まれ変わり、
「若い自分」になってやり直したかった。

輪廻転生が本当にあるか
どうかもわからないので、
そんなものはただの口実で、
「ただ苦しい人生を
今すぐ終わらせたかった」
だけかもしれません。

* * *

「性格を変えようとする」というのは
そもそも根本からズレています。
苦しむ人が幸せになるために
変えるべきなのは性格じゃないんですね。
変えられることができるのは「思考」、
「物事の受け取り方」「物の見方」です。

“性格を変える”というのは、
自分に合わない度のメガネをかけて、
「見えにくい」
「目がくらくらする」
と苦しんでいるのに、
目玉を取り替えようと
しているのと同じです。
メガネのレンズを取り替えればいいんです。
あるいは、もともと視力がいいのなら、
メガネをかけるのをやめてしまえばいい。

わたしもまた、
「自分の性格は歪んでいる」と思い込み、
それを矯正しようと必死でした。
目玉を取り替えようとして苦しんでいた。

わたしが歪んでいたのは「思考」でした。
考え方、受け取り方、見方を変えたら、
ダメなはずのわたしの性格は
ひじょうに「いい性格」だった。
善人という意味ではないですよ。

図太く、臨機応変で、
他人がわたしを悪く言っても気にしない。
生きるのに「いい性格」ということです。
こういうのを、一般的には
“性格が悪い”というのかもしれません。

* * *

わたしは、「変われない」人を
責める気持ちはありません。
ただ「ああ、怖いのだな」と思います。

恐怖に打ちひしがれ、
自分の手で体を抱いて
小さくなっているであろう
その人を想像します。

それはかつてのわたしの姿を
思い出させます。
あの頃のわたしが抱えていた恐怖は、
いざ変わってみたら、
すべて杞憂(きゆう)だったのに。

だからわたしは、
「変われない」と悩みながら
わたしを頼ってくる人には、
まず「恐怖を取り除く」
お手伝いをしようと思います。

しかし
「ああ、この人は、
『変わらない』ことを
強く決心しているのだな」
と感じたら、距離を置きます。

先述の「言い訳」を
ずっと使い続けている人です。
「歳をとったから変われないのだ」
「あの人のせいで変われないのだ」
「仕事が」「お金が」

そう思うならそれでいいのではないか、と思います。
人間の人生に「正しい」とか
「間違い」とかありません。
「変わる」ことが必ずしも正解ではない。

そんなにも決心してしまうほど
怖いのなら、変わらなければいい。
それもまた一つの人生であり、
生き方です。

* * *

この記事を読んでいるあなたが
どういう立ち位置にいるのかはわかりません。

もしもあなたが
「変わりたい」といいながら
変われないままでいる人の
そばにいて苦しんでいるのなら、
距離を置けばいいと思います。

その人が変わるかどうかは、
あなたの努力とか才能とか
技術とか性格とかとは
まったく関係ないので。
「あなたがダメ」だから
「その人が変われない」訳ではないのです。

その人は「変わらない」ことを
強く決心しているだけなので。

* * *

もしあなたが
「変わりたい」と思いながら
変われないことに悩んでいる人なら、

「そもそも変わらなくてもいい」
ことを受け止めてみてはどうでしょうか。
それはそれで人生だ、
これが私の生き方だ、と。

そんなことには納得できない、
自分は変わらなければならない、
というなら、
「何がそんなに怖いのか」を
自分の中に降りて
探してみてください。

何がそんなに怖くて、
「変わらない」ことを
選んでいるのか。
「変われない」言い訳を繰り返すのは、
どんな恐怖を隠すためなのか。

それを目の当たりにする
勇気がないのなら、
その恐怖から逃げてもいいのです。
「変わらないままの自分」
でいたらいい。
その方があなたの人生にとっては
安心で安全なのだから。
自分を守るのは人間の本能として
当たり前のことです。

むしろ、それをぶっ壊して
「変わった」わたしの方が
異常者なのかもしれない。
変われないあなたの方が正常なのかもしれない。

「なんでお前は変われないんだ」
と怒る人間が近くにいたならば、
そんな人とは縁を切ってしまえばいい。

自分を苦しめる人間と
一緒にいる必要がないのは、
「変われない人」も
「変われない人の隣にいる人」も
同じです。

* * *

ああ、それでも、ずっと
「苦しい人と一緒にいる」のは、
自分の人生がうまくいかないのを
全てその人のせいにしたいのかもしれませんね。

わたしは自分の才能や魅力が信じられなくて、
それを受け取る勇気がなくて、
「うまくいかない人生」を
全て他人のせいにして生きてきました。
「わたしが全部悪い」と言いながら、
全てを他人のせいにして駆け抜けてきた。

だからその「生き方」もわかります。
過去のわたしもまた、
その時はそうすることでしか
生きられなかった。
だからその生き方も間違いじゃない。
わたしの過去が、間違いじゃなかったように。

何を選ぶかは自分次第です。
わたしのやったことが「正解」なわけじゃない。
わたしの好きな、こんな言葉があります。

“誰も信じるな。おれも信じるな”

あなたの「正解」を見つけてください。
あなたにとって、心地よい人生と、生き方を。
わたしの言うことなど信じなくていい。
わたしの言葉がもしも心地いいなら、
信じてみたらいい。

けれど最終的には、
「選択した自分の責任」です。

ごきげんよう、さようなら。

オンラインカウンセリングサービス「ぱりことば。」
画像をクリックすると飛びます!


◎ちょっとした無料相談や
ブログネタのリクエストは下記へどうぞ。
匿名ブログネタ投稿フォーム
※有料noteへのリクエストには
「有料noteリクエストです」と書いてくださいね。
※フォーム以外からのリクエストは
 一切採用いたしません。

◎イラスト・漫画・デザインの
詳細、お問合せはこちらから
イラスト業務ポートフォリオ
ご依頼・お問合せフォーム

◎ライター業務の詳細、
お問合せはこちらから
ライター:巴のポートフォリオ

ご依頼やカウンセリングについて
気になることやご質問などは、
お気軽にLINEやSNSなどで
おたずねくださいね。

◎LINEのお問い合わせはこちら
※LINEでの無料悩み相談は受け付けておりません

友だち追加

または、LINEアプリを開き
「@palicosp」でID検索

◎巴(ともえ)のSNS
◎Twitter @palicosp
◎Facebook @palicosp
◎Instagram @palicosp

* * * * *

活動紹介マガジンを無料で配布しています

オンラインショップ「ぱりこしょっぷ。」