「早く精神病を治せば良かった」と今まさに後悔している話

いしとびさおりさん撮影

「精神病を治したくない人」
の気持ちもわからなくないな、
とふと思ったんですよ。

でも「本気で治したい」なら、
やっぱり早く行動した方が
いいなー、と思いました。
こんな風に後悔する前に。

※この記事を書いている人は
24年ほど境界性パーソナリティ
障害という精神疾患でしたが、
現在は治っている人です。

* * *

わたしは今37歳で、
あと半年もしたら
38歳になるんですけど、
昔からよく

「絶対もっといける」
「才能がある」
「何か爆発したら
きっとすごいことになる」

とか言われていたんですよ。

でも特に衝撃的な
こともなく、
もう40歳手前です。

何回か「バズる」
経験はしたものの、
別にそれで人生が劇的に
変わったりはしていません。

むしろ、いいことが
起きれば起きるほど
「精神病になってなかったら、
“これ”が起きるのが
10年早かったのかなあ」
と思ってしまう時があります。

胸を張って言うけどメンヘラだった時期は本当に無駄だった
って記事も書いてますけど、
タイトル通りやっぱり
「本当に無駄だった」
と思いますね。

メンヘラ期を抜けたら
きっと忙しくなると思うんですよ。
たぶん、死ぬ時後悔するくらい、
時間が足りなくなるんじゃないでしょうか。
「ああ、こんなに楽しいのに、
死ななきゃいけないなんて!」
「あの時、死にたい死にたい
言って止まってた時間を
今使いたい!!」って。

この時は
「死ぬ時後悔するくらい、
時間が足りなくなる」
って書いてますけど、
37歳の今、まさに
こう思ってる。

メンヘラだったとき
無駄にしていた時間を
こねてまとめて
「今」に
くっつけたいって。
そんなこと言っても、
もうできないんですけどね。

* * *

しかし、なぜこんな後悔を
するかというと、
「精神病が治った」
「メンヘラではなくなった」
からなんですよ。

もしメンヘラが
今も続いていたら、
わたしは
「今思うように
色々できていないこと」
をすべて精神病のせいに
すると思います。

「病気なんだから仕方ない」
という気持ちで、
なんにもできない・
なんにも成せない自分を
癒します。
もう絶対に確実にそうします。

「母親が精神的におかしいけど、
治す気がないらしい」

「彼女は精神的に
おかしい所があるのだけど、
今さら努力して
治したくないと言ってる」

みたいな話を
よく聞くのですが、
以前はその度にちょっと
イラッとしていたのですよ。

でも、
「その人の気持ちになって考える」
ってのをやってみようと思って。

もしわたしがその人と
同じ場所に生まれて、
同じ年齢で
同じ性格だったなら、
「今さら治したくない」
って思うんじゃないかなと。

もう今さらすごい人にも
なれないし、
とびきりの幸運も
おとずれないし、
うまくいかない全てを
精神病のせいにして
一生を終えたい。

もしわたしがその人だったら
そう考えるな、と思いました。

* * *

個人の見解ですが、
わたしは
「治らない精神病はない」
と考えています。

その人が「治す」か
「治さない」か
決断するだけだ、と。

だから
「何をやっても治らないんです」
と言っている人に対しては、
「それほど治したくない
何か大きな理由があるんだな」
と考えます。

一生、精神病で自分を
苦しめ続けなければ
ならないほどの
大きな理由が。

以前はそれを解明して
一人でも多くの人に
幸せになってほしいと
思っていましたが、

今は「それはそれで、
その人の人生だな」と
思います。

「治さない」と
決めるのもまた、
その人の
「正しさ」だなと。

だって
「精神病を治したわたし」は、
今こうして時々
後悔したり
悔しがったり
悲しくなったりしますもん。

「もっと早く治せばよかった」って。
「何をズルズルしていたんだ」って。

こんな後悔するくらいなら、
一生治らない方を選ぶのも
「またひとつの正解」
なのかもしれないです。

なんか本当に最近、
よく思うんですよ。
「もっと早く治していれば、
周囲の人にもっと色々
与えられたんじゃないか」って。

具体的に言うと、
わたし今
「祖父をすごく喜ばせること」
を控えているんですけど、
祖父がそろそろ
やばいんじゃないか
という感じなんです。

だから祖父が生きている間に
“それ”が間に合うかどうか
わからないんですね。
それがすごく怖いのです。

「メンヘラじゃなかったら、
10年前にこれができていたら、
ぜんぜん余裕だったじゃないか」
とか思うわけです。

でもわたしの好きな米津玄師も、
おじいさんが亡くなってから
「Lemon」でめちゃくちゃ
ヒットしたし、
「そういうのは間に合わない」
もんなのかな、という気もします。

でも間に合ってほしいですよ、
やっぱり。

* * *

けっきょく何が
言いたいかと言うと、
こんな感じの
後悔をしたくなかったら、
「治したい」という気持ちが
少しでもある方は
早く本気で動き出した
ほうがいいと思いますよ、
って話でした。

「治さない」
「治したくない」方は
そのままで大丈夫です。

「もう絶対に治すんだ」
と思っている人は、
本当にできるだけ早く
具体的に行動した方がいいです。

うちのカウンセリングじゃ
なくていいし、
もっと有名なカウンセラーさんとか
精神科とか心療内科とか、
とにかくどこでもいいので
自分に合うところを見つけてください。

病院が信じられないなら
本を読みまくってもいいし。
とにかく何かしら
行動してみてください。

わたし昔、全部「金がない」で
済ましてたけど、
本当に金なんかより
時間を無駄にする方が
1000倍どうしようもないです。

借金してでも
「治す」行動を
起こせば良かったなー、
と今さら思います。

なんか久しぶりに
クソみたいな気分になったので、
他人におせっかいを
焼きたくなりました。
これは非常に珍しいことです。

べつに勝手だと思いますしね、
「治らないんです」
って言っている人が
どうしようが。
その人の人生なんで。
わたしの人生じゃないし。

わたしが後悔したぶん
その人に後悔して欲しくないって、
完全に余計なお世話です。

でもたまにはこういう
素直な文章もいいかな、
と思って書きました。

正直、一番の願いは
自分が色々トントン拍子に
うまいぐあいにいって、
好きな家族とか
パートナーとか友達とか
喜ばせることです。
あ、もちろん自分が
幸福なのは前提で。

色々なことが思うように
うまくいかなくて
悔しいだけですね。
単に無い物ねだりなのかも
しれませんが。

焦っても仕方ないので、
目の前にあることを
やるしかないんですけどねえ。

ごきげんよう、さようなら。

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いしとびさおり(koto)さんが
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(2018年に撮ったものです)
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