上司にできない人と思われたくなくて、頑張りすぎてしまうのはなぜ?

かつて会社で仕事をしていた頃、
わたしは上司や先輩に
「できない人」と
思われたくなくて、
頑張りすぎる人間でした。

今思えば
「自分がすぐ、
完璧でない人を
見下してしまうから」

だったんですね。

* * *

以前こちらの記事
書いたのですが、
わたしが患っていた
境界性パーソナリティ障害は
「少しのことで他人を
見下してしまう」

傾向があります。

心の世界では
「自分が相手に
していることは、
相手も自分にしてくると
思ってしまう」

という話があります。

わたしが好きな漫画
「ミステリと言う勿れ」でも
こんな話がありました。

“殺す選択肢の
ある人間には
殺される選択肢も
できてしまう”

田村 由美. 「ミステリと言う勿れ」. 7巻, p.177.

つまり、自分自身に
「仕事ができる人間に
ならなければ許されない」
「完璧にならなければ
許されない」
と思うのは、

他人に対しても
「仕事ができない人間は許さない」
「完璧でない人間は許さない」
と思っているからです。

* * *

しかし多くの人は、
自分が追い詰められている理由を
自分の心の中に探しません。

「だって、〇〇さんが
怖いから……」
「だって、上司がすぐ
見下すような態度を
とるから……」

など、他人の性格や
態度のせいで、
自分が苦しんでいる
と思います。

もちろん世の中には
パワハラとかもあるので、
他人に問題がない
訳ではないですよ。

ただ、他人からの
プレッシャーに
“過剰に反応する心(思考)”が
自分の中にないか、
も見て欲しいのです。

* * *

どうしてこういう話を
するかというと、
わたしがかつてまさに

「他人をすぐ見下すから、
同じように他人に見下されまいと
必要以上に頑張りすぎる人」


だったからです。

今も気をぬくと
「しっかりした人に見せよう」
「完璧に見せよう」
としてしまう所があります。

(気をぬくと完璧に
しようとしてしまう、って
日本語として妙ですが)

でも“隙がない人間”って
つまんないか怖いか
どっちかですよね。

だから意識的に
「隙」を見せよう、
としています。

もちろんそういう時、
「幻滅しました」と
わざわざ言ってきたり、
何も言わずにスーッと
距離を置く人も現れます。

かつてのわたしと同じように。

しかしまあ、かつてのわたしにも
言ってあげたいのですが、
「完璧主義の人」が
ひとり幻滅して離れた所で
どうってことはないんですよね。

昔のわたしは結局、
幻滅して離れることで
相手にダメージを
与えたかったのです。

しかしそうやって
他人を少しのことで
幻滅していたら、
ダメージが大きかったのは
自分のほうでした。

だって相手を
幻滅すればするほど、
自分を
「完璧にしよう、完璧にしよう」
と追い詰めてしまうのですから。

誰かに幻滅されまいと
必死で頑張っている人は、
自分の中にまさか
「相手を幻滅する気持ち」が
あるとは気づいていません。

わたしも最初は
気づいていませんでした。

なので、完璧主義を
直そうとする前に、

「他人に対して、
完璧でないと許さないと
思っていないか」


「少しのことで他人を
幻滅してしまう心を
持っていないか」


を見つめ直してみてください。

たとえば

「年上なら〇〇すべき」とか
「男なら〇〇すべき」とか
「女なら〇〇すべき」とか
「上司なら〇〇すべき」とか
「父親なら〇〇すべき」とか
「母親なら〇〇すべき」とか
「プロなら〇〇すべき」とか
「公務員なら〇〇すべき」とか
「政治家なら〇〇すべき」とかね。

ごきげんよう、さようなら。

★今回引用して気づいたのですが、
「ミステリと言う勿れ」最新刊
2021年3月10日発売なんですねー!
うれしい!!

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