島根県でカウンセリングをやっているのに、島根県民の役に立たなくてどうする—対面カウンセリング告知

イラストでもカウンセリングでも、
私を求めるのは主に東京とか
島根県外の人です。

ただ、ずいぶん前に島根県で
女子高生が自殺した
ニュースを見たとき、

「島根県でカウンセラーを
やっている癖に、島根県民の
役に立たなくてどうするんだ」

と思いました。

* * *

私は常々、
「カウンセラーに人は救えない」
と考えてカウンセラー業を
行なっています。

(個人の見解なので、
「救える!」「救いたい!」
と言う人を否定はしません)

私にとっての
「カウンセリング」とは、
足を骨折した人が使う
松葉杖の役割です。

治すのは本人の自己治癒力。
松葉杖はサポートをするだけ。

それでも、
「誰かに話す」ことで
心が楽になったり、
グチャグチャな思考が
整理されることは
あると思います。

* * *

私は推定10歳から
「境界性パーソナリティ障害」
という精神疾患(障害)を
発症していました。
(正式な診断は30歳の時に
されましたが、
10歳から自傷していたので)

女子高生〜22歳くらいまでは
ピークに死にたくて、
色々な精神科・心療内科に
行ったけど、

「島根県なんかに
私を治せる人はいない」

「島根県なんかに
私の気持ちを分かる人はいない」

「もっと都会だったら
そんな病院や医者が
いたかもしれないのに」


と思っていました。

私はずっと島根県が嫌いだったし、
島根県の県民性(のようなもの)も
嫌いでした。
「こんな所で生まれたから
自分は苦しいのだ」と
呪っていました。

件の女子高生が何を思って
自分の命を絶ったのかは
私には分かりません。

でももし、あの頃の私と
近い気持ちだったら?
「島根県なんかには
私の気持ちを理解する人間は
誰もいない」
と思って死んでしまったなら?

私と話したって結局、
「やっぱり島根県なんかで
カウンセラーやってる奴はダメだ!」
と思われたかもしれないけど……
「もしも、もしも」と
考えてしまうのです。

私だって、
境界性パーソナリティ障害で
死んでいたかもしれないから。

* * *

よく「死ぬ死ぬ言う奴は死なない」
とか言いますが、
それは死ぬ死ぬ言って死んだ人は
何も言葉を発せないからです。

死ぬ死ぬ言って
死なななかった人は
生きているから言葉を
発せるんですよね。

私も死ぬ死ぬ言っていた時から
もう20年くらい生きていますが、
「うっかり死にかけた」
こともあります。

私が自殺に至らなかったのは
別に神様に選ばれたとか、
運が良かったとか、
本気じゃなかったとかではありません。
ただたまたま死ななかったのです。

よく自殺できた人と
できなかった人を
本物だとか偽物だとかで
線引きしたりしますが、
その間に大きな違いはないと
私は考えています。

自殺しなかった人のほうが
軽い悩みだったとか
軽い不幸だったとかでもない。

亡くなった人も
亡くならなかった人も
「苦しさ」は等しく重いです。

だから私は、
自分を信じて頼ってくれる
「まだ生きている人」に
できる限りのことは
したいと思っています。

(もちろん、全員をどうにか
できるとは思っていません。
前述したように、
「私」が人を救える
訳ではないので)

* * *

結局こんなことを言っていても、
私は島根県の人には
ほとんど求められない
かもしれません。

私を求めるのは
基本的に県外の人ばかりです。
今回もやっぱり
そうなのかもしれません。

でももしかしたら、
同じ島根県で私を求めている人、
直接会って話してみたい人も
まだまだいるかもしれません。

(コロナ禍が続く中なので、
話したくても抵抗がある人も
いるかと思いますが……)

初めてちゃんと公に行う
「対面カウンセリング in島根」。
どなたかのお役に立てば
幸いです。

※今回の実施場所は
松江市内か雲南市内となります。

お申し込みはこちらから
 ↓
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◆受付期限:2021年7月31日(土)23:59まで◆

ひとまず今回の実施期間は
8月中のみとしますが、
またいつかやると思います。

あるいは、好評になれば
定番メニューにしたいと
考えています。
(その頃にはコロナ禍も
終息していると
いいんですけどね……)

「島根県は遠いよ〜!」
という県外の方は、
LINEカウンセリングや
ビデオ通話カウンセリングを
ご利用くださいませ。

それでは、本日はこの辺りで。
ごきげんよう、さようなら。

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