重大なことは意外な所で決まる—表紙は「落書き」から生まれた！？ - ぱりことば。−島根県の漫画家カウンセラーのブログ−

連日ほんと書籍ネタで
アレなんですけど、
明日発売なんで……。

これはいいネタなので
いつか話そうと思ってました。

実は明日(8/26)に出る
書籍の表紙、
打ち合わせ中の落書きから
生まれたのです(笑)。

＊　＊　＊

時はさかのぼること
2021年5月……。

わたくしは東京の
学研本社ビルにて
今回の本の担当である
編集Ｉさんと
編集Ｍさんと
打ち合わせをしておりました。

「まだ表紙決まってないですよね〜」
「どうしましょうか……」
「新規に書き下ろしたほうが
いいですよね？」
「お手間じゃなければ、
中の絵をそのまま持ってくるより、
書き下ろしのほうがいいですね……」
「デザインどうしましょうね〜……」
「でっかいぶちねこを
どーんと持ってくるとか。
たとえばこんな感じで……
(サラサラ〜)」

(※注：サインは後で合成しています)

「かわいい〜」
「これいいですね」
「あ、これ、サイズ感が今
想像できるように適当に
描いただけなので……
本番ではまたちゃんと描きますから」
「デザイナーさんに見せてみましょうか」
「あ、じゃあこのルーズリーフ
そのまま持って行ってください」
「うわあ！　原画だ……」
「原画w ラクガキですよ(笑)」

〜後日〜

「あのイラスト、アナログ感が
すごくいいってことで、
そのまま表紙に使われます」
「えっ！？　いいんですかあれで！！？？？」
「むしろあのままがいいです！
筆のかすれ具合とかがすごくいいので、
キレイに清書しないようにお願いします！」

……世の中、何が起こるか
わからんもんすねえ。

ということで今回のネコトバ書籍、
本文はオールデジタルで制作して
いるんですけど、
表紙だけアナログ絵
(ていうかラクガキ)なのです！！

たぶん1分くらいで描きました。笑
(アナログ感を残しつつ
きれいなデジタルデータに
変換するのに2〜30分くらい
かかった気がする)

絵描きというのは常々
「20時間かけて描いた本格的な絵よりも
1分で描いたラクガキ絵が評価されたりする」
という現象が起こるものですが、

まさか初書籍の表紙で起こるとは(笑)。

あ、でも、編集さんお2人にはちゃんと
本文もご好評いただいてますので！

実はその辺をTwitterと
インスタで載せています。
(いずれブログにも載せますが)
　↓

【特別企画！　編集さんに聞いてみた】
今回の本に携わってくださった編集さん2名に「ネコトバ」やこの本の魅力を聞いて、漫画にしました！
(自分一人でいいよいいよ言ってても信ぴょう性に欠けるので)

私は初書籍の編集さんがこのお2人で、本当によかったです！
今日から3日連続でお届け。#ネコトバ pic.twitter.com/HX28MJwn5q
— ともえ@8/26初ネコトバ書籍「疲れたら休めばいい、ということが(以下略)」発売 (@bnekotoba) August 24, 2021

【特別企画！　編集さんに聞いてみた(2)】
初書籍の担当編集さんにインタビューする企画漫画です。

なぜバズってもいないしフォロワー万も行っていない私が本を出せたのか？

それは、SNSとブログ投稿を執念深く続けていたおかげでした。#ネコトバ pic.twitter.com/9lLVoePAj4
— ともえ@8/26初ネコトバ書籍「疲れたら休めばいい、ということが(以下略)」発売 (@bnekotoba) August 25, 2021