なんだかんだ「お金がない」って
心を病む原因のひとつなんですよね。
「ウツすぎて布団から一歩も
出られない」という人は
休息が先ですが、
働く元気がある方は
「とりあえずお金を稼ぐ」で
精神不安定を和らげましょう。
＊ ＊ ＊
わたしは今より収入が
ぜんぜんない
フリーランスだった頃、
とにかく「お金がない」ことで
病んでいました。
ただ、当時は
「働くと病んで
しまうんじゃないか」
とも思っていました。
実際、最初の就職先で
病んだり過剰服薬(OD)
したりしてましたし、
アルバイト先で
恋愛にハマって病んだり、
お酒に呑まれて病んだりも
していました。
しかし今思えば、純粋に
「働きたくなかった」
だけだったんですよね。
今は気を抜けば
ワーカホリックに
なりそうなくらい
仕事が好きなのに……(笑)
厳密に言うと、わたしは
「自分に全く合っていない
仕事をやりたくなかった」
のでした。
たぶん一番苦手だったのは
「接客」だったような気がします。
あと「時間に追われる仕事」。
接客業って
気の合うお客さんばっかり
来るわけじゃないし、
店側が客を選べないことが
ほとんどですよね。
お酒が入る接客は
なおさら苦手だった気がします。
だから自分もお酒を飲んで
自分をごまかして
接客してたんだなあ。
「自分には特別な才能なんて
ないから、好きなことで
お金を稼ぐことはできない」
「ちゃんとお金を稼ぐためには、
つらい仕事や嫌な仕事を
やらなければいけない」
わたしはそんな思い込みを
持っていました。
だから
つらい仕事や嫌な仕事を
やらなくて済むように、
「心が弱い」ことを盾にして
働かなくて済むように
していたんです。
＊ ＊ ＊
しかしある時、
「とにかく収入を
上げなければならない」
と思い、
自営業(フリーランス)を
辞める覚悟で
“新しい仕事の世界”へ
飛び込みます。
これっすねー。
↓
本当はおじさん(パートナー)と
一緒に暮らすため、というより、
もう劇的に実家にいるのが嫌で、
実家から出るお金を稼ぐために
新しい仕事を始めたのですが。
しかしそれまでは、
「実家にいるのが嫌だけど、
わたしは働くと病んじゃうから
仕方ないし……」
ってイジイジしながら
何もしなかったんですよ。
だからやっぱり
“自分の意思次第”なんだなと
思います。
わたしはこのあと
劇的に収入が上がり、
劇的にメンタルが
上向きになりました。
ただ、色々あって
全身に謎のじんましんが
出るようになったので
結局この仕事も
やめるんですけど……(^^;
それでもやっぱり、あの時
「とりあえずお金を稼ごう」
「とりあえず今より
収入上げよう」
と思わなかったら、
今のわたしはないと思います。
＊ ＊ ＊
「自分が嫌い」
「自分が許せない」
「自分は価値がない」
という思いが強い人は、
わざと自分が苦しむような
職場を選ぶし、
そうじゃない職場でも
自分を追い詰めるような
働き方をしてしまいます。
なので
「自分を大事にする」
のが第一なのですが、
「お金があるほうが
自分をいたわれる」
こともあるんですね。
「自分を大事にしようと
思ってるんですけど、
何をしたらいいかわかりません」
という方は、
とりあえず働いて、
とりあえずお金稼いで、
そのお金を
「自分が喜ぶこと」
「自分の楽しみのため」
に使ってください。
コロナ禍で色々な制限が
あるとは思いますが、
そんな中でも楽しめることって
実はけっこうあるはずです。
わたし自身は
「自分を大事にする」を第一に、
心を治す努力をしたおかげで
お金に困らない生活に
なったと思っていますが、
「どーーーーーしても
心の状態を治せない！！」
っていう方は、
もう形から入っちゃいましょう。
お金を先に手に入れましょう。
とりあえず仕事して、
とにかく今よりたくさん
お金を手に入れるんです。
で、そのお金を
つまらんことにばっかり
使わないでください。
ケチケチ貯め込んだり
お金を軸にして生きたりとかは
全部やめてください。
せっかく収入を上げたのなら、
今まで我慢していた楽しみとか、
「お金があったらやろう」と
思っていたことに使ってください。
そうじゃないとまた、
働きすぎとか
職場の人間関係で病んで
元の木阿弥(もくあみ)ですよ。
ごきげんよう、さようなら。
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いろいろ事情があって
全編は載せられませんが、
一部を読めます！
よろしければぜひー。
