尽くす女が幸せになれないのは、無意識に見返りを求めているから | ぱりことば。−島根県の漫画家カウンセラーのブログ−

恋愛がうまくいくコツは、
「奪う」思考をやめて
「与える」思考になることです。

しかし
「私は奪ってない、
むしろ尽くすほど与えてる！
でもうまくいってない！」
と思う方もいるかもしれません。

ということで本日は、
「尽くす女が幸せになれないのは、
無意識に見返りを求めているから」
というお話です。

※「尽くす男」にも当てはまる
かもしれませんので、
男性の方もお気軽にご覧ください。

尽くしているのにうまくいかないのは？

冒頭できびしいことを書きましたが、
「尽くす女」の気持ちはわかるんですよ。
わたしも以前はバリバリ全開の
「尽くす女」でしたから。

「見返りなんていらない！
わたしは自分の全てをかけて
相手に与えようと思ってる。
なのに、いつも尽くしすぎて、
重たくて捨てられてしまう…」

という方は、

「無意識に見返りを求めている」

さらに、お相手に

「尽くした先に大きな見返りを
求めているのが透けて見えている」

可能性があります。

わたしも「尽くす女」だったんですよ。
で、尽くしてる最中はまったく
気づかなかったんですけど、
本当はめちゃめちゃ見返りを求めてました。

「一生わたしを愛し続けて欲しい」
「一生わたしを裏切らないで欲しい」
「ここまでしてるんだから、
それ相応の何か（愛情とか結婚とか）を
くれるよね？」
ってなってました。怖い。

自分がやったことと同じくらいの
見返りを求めながら尽くしてくる人、
平たく言って「怖い」ですよね…。

重いのは「尽くすこと」じゃなくて、
「本当は見返りを求めていること」
なんですよね。

「いやいや、見返りなんか
絶対に求めてないし！！」
という方は、無自覚なほうが
より怖いので、お願いだから
早く気づいてください。
愛に気づいてください。（ペニシリン）
（若い方には伝わらなさそう）

「尽くす」と「与える」の違いは何か

相手にいつも「与える」ことを
考えられる人は強いです。
「尽くす」じゃなくてね。

「尽くす」というのは
自己犠牲的なんですよね。
自分の身を削って、
相手に何かをしてあげる。

一方「与える」というのは
自分を犠牲にしないんです。

自分の身を削るんじゃなくて、
自分がたくわえている
「幸せポイント（パワー）」を
相手に分け与えている感じ。

「与える」人は自分で自分を
幸せにできるので、
「見返り」を求める必要が
ありません。

「尽くす」人は自分で自分を
幸せにできないので、
相手から何か（特に愛情）を
与えて欲しいんです。
いつも「奪う」思考なんです。

自分で自分を幸せにできない人は、
相手から愛情をもらったところで、
永遠に満たされないですよ。
「もっともっと」って
欲しがるばっかりです。

穴の空いた容器に
いくら水を注いだって
いっぱいにならないでしょう？

「尽くす女」をやめるために

「いつも、つい尽くしてしまう。
でももう幸せになりたい。
尽くすのをやめたい」
という方は、

大好きな人にしてあげられることを、
自分にしてあげてください。

大好きな人においしいごはんを
作ってあげられる人は、
自分が一人の時も、
自分のためにおいしいごはんを
作ってあげてください。

大好きな人に高価な
プレゼントができる人は、
自分に「高いからガマン！」
って言わずに、
自分にも高価なプレゼントを
してあげてください。

自分で自分を大切にする
クセをつけると、
いつの間にか「尽くす女」から
「与える女」になれています。

わたしもずーっと尽くす女でしたけど、
「自分なんか大事にしたくない！！
こんな自分イヤだ〜！　嫌い〜！」
と拒否する自分をなだめてなだめて、
がんばって大切にしてあげて、
今は「与える女」になれています。

あなたもそうなれますように。
ごきげんよう、さようなら。

※よろしければ昨日書いた
記事もごらんください。
　↓
【恋愛がうまくいくコツ】「この人に何を与えてあげられるか」を考える

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