どうしてイヤなことや悪いことの「報告」で終わってしまうのか

相談しているのに報告で終わる人について

問題解決できない人って、
悩み相談をするときに
イヤなことや悪いことの
「報告」で終わってしまう
人がかなり多いのです。

なぜだろうと
不思議だったのですが、
最近
「幼い頃、話を聞いて
もらえなかった人たち」
なのではないかと
思い始めました。

* * *

カウンセリングの場合は
「ただ話を聞く」ことも
重要な要素なので
それはそれでいいんですけど、

「問題を解決したい!」
と強く思っているのに
「報告で終わる」
方が非常に多くて。

無料悩み相談は特に多いです。
イヤなことや悪いことを
ダーーーーーッと書き並べて、
それで終了する方。

問題を解決するのに
一番必要なのは、
イヤなことや悪いことを
書き出した
「その先」なんですね。

「この問題に対して、
私は〇〇したいです」

という気持ち。

多くの人はそれが
スッポ抜けてるんです。

「それで?」
と聞きたくなっちゃう。

「それで?」というのはもちろん
「それがどうしたの?」とか
「だから何?」とかではなくて、

「それでその先、
あなたはどうしたいのですか?」

という意味です。

* * *

問題が解決できない人は、
「私は〇〇したいです」という
明確な意思が出てきません。

他者を操作したい意思なら
出てくるんですけどね。

「妻/夫を〇〇させたいです」とか
「恋人を〇〇させたいです」とか
「子どもを〇〇させたいです」とか
「親が〇〇しないようにしたいです」とか。

自分が
「他人の期待通りに動く」
癖がついてしまったので、
他人にも
「自分の期待通りに動いて欲しい」
という思いを持ってしまうんです。

また、
「他人の期待通りに動く」ために
自分の本心を隠すクセが
ついてしまったので、
「私は本当は何がしたいか」の上に
たくさんの荷物が覆いかぶさって
なかなか出てきません。

なので、こういう悩みを持つ人も多いです。

「私は一体、自分が
どうしたいのかわかりません」


本当は「わからない」のではなく、
「自分の気持ちを出すのは悪いこと」
だと思っているので、
それを引っ張り出してくる恐怖に
負けているだけなんですけどね。

* * *

さてそれでは、どうして
「自分がやりたいこと」が
明確にわかる人と、
何がしたいのかわからなく
なってしまう人がいるのか。

「イヤなことや悪いことの報告」
だけで終わってしまう人たちが
沢山いるのはなぜなのか。

先日ふと、
「報告で終わる人」は
「幼い頃、近しい大人に
話を聞いてもらえなかった」
という共通点があるのではないか、
と感じました。

子どもの頃、自分の話を
ちゃんと聞いてもらえなかった
不満や寂しさが今爆発して、
とにかく
「自分の話を聞いてもらう」
が最優先事項になってしまう。
だから、「その先」が出てこない。

よく
「女性は共感して欲しいから
解決策を求めるより
『話を聞いてもらうこと』を求める。
男性はすぐ解決策を求めてしまうので
『話を聞いて欲しいだけ』の
女性と噛み合わない」
なんて話を聞くのですが、

はっきり言って男性にも多いですよ。
「イヤなことや悪いことの報告だけ」
で終わる人。

「その先」がない。

* * *

カウンセリングをしている中で、

「話をしていたら頭が整理されて、
自分がしたいこと・したくないことが
わかってきました」

「自分の本当の気持ちが
見えてきました」

というお話を聞くことがあります。

わたし自身にもこの経験はあります。
人に話しているうちに
「あっ、これがイヤだったんだ!」
「あっ、わたしこうしたかったんだ!」
と気づくこと。

おそらくですが、本来はこの
「本心を見つける過程」を
幼い頃に身につけるものなんですよね。

子どもは大人に話をすることで、
思考の草むらを掻き分けて
自分が本当に思っていることに
気づくことができる。

けれど、近しい大人が
「いま忙しいから後にして!」
と話を聞いてくれなかったり、
せっかく話しても
「それが何だ! くだらない」
とか言われると、
子どもは
“本心を見つける能力”を
得る機会がなくなるわけです。

で、そのまま大人になり、
「自分がどうしたいのかわからない」
「イヤなことや悪いことの
報告だけで終わってしまう」
人々の一丁あがり、です。

親が明確にひどい人や
厳しい人でなくても、
子ども側が「親に気を遣って」
何も話せなくなる場合もあります。

「おとうさん疲れてるから、
話しするのやめよう」
「おかあさん忙しそうだから、
話しするのやめよう」
という思いに覚えがある方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか。

* * *

じゃあ、幼い頃に
話を聞いてもらえなかった
(話ができなかった)自分は
もう一生このままなのか……
というとそんなことはありません。

スタートダッシュが遅れただけで、
「自分で自分の気持ちを見つける」
能力は何歳からでも
つけることができます。

人と話す機会を作るのが
一番いいのですが、
「友達がいません」とか
「一緒に住んでいる人は
話を聞いてくれないんです」
という方もいらっしゃるでしょう。

わたしがやったのは
「自分と話す機会を作る」です。

実際のカウンセリングでは、
さまざまなアプローチ
(心理ワーク)で
「自分と話す訓練」を
してもらうのですが……

手っ取り早く毎日
「自分が思っていること」を
紙に書き出す
だけでも
効果がありますよ。

で、大体の人は
途中でやめます。

「こんなことに
効果があると思えない」
とか思って、やめます。

訓練というのは
「ひんぱんにやる」
(理想は毎日やる)
ことが重要なので、
「途中でやめてしまう」人に
能力をつけることはできません。

まあ、やめてしまう人に
やめないように鼓舞するのも
カウンセラーの仕事なんですけど、
それでもやめちゃう人は
やめますからね〜。

わたしなどは
「それはそれでその人の人生」
だと思っております。

* * *

あとこれはわたしの尊敬するカウンセラー
根本裕幸さんの受け売りですが、

「私はどうしたいの?」

ってたびたび聞くことですね。

どうしたいか分からなくなるたびに、
「本当はしたいことあるよね?」
「本当はどうしたいの?」
って聞きまくる。
あ、もちろん優しいイメージでね。

大体「自分」は本心を出すのを
ビビりまくってるので、
ビビってる自分をなだめる
イメージです。

本当に思ってること、
本当にしたいこと、
言っても大丈夫だよって。

「大人に話を
聞いてもらえなかった」
人でも、
「自分で自分の話を聞く」
訓練を積むことで、
自分の「どうしたい」が
見えてくるようになります。

で、それができるようになると、
「人に話を聞いてもらう」
(自分の話を聞いてくれる人を
正確に選んで話せる)
「自分も人の話を聞く」
ができるようになるはずです。

自分で自分の話を聞く、は
あくまで「入口」なので。

自分の話を聞いてくれる人が
自分しかいないのは寂しいでしょ?
しかしそれができたら、
ゆくゆくは「人」とも
話せるようになるんですよ。

信じるか信じないかは、
あなた次第です。
ごきげんよう、さようなら。

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