めんどくさい、やりたくない家事をやるための心理学的アプローチ方法その2

きのう、家事と心理学を
かけあわせた記事を
書いてみましたが、
思いのほか長編になったので
2つに分けました。

昨日の記事はこちら↓

では残りの4つをお楽しみください。

自分が楽しくなる工夫をする

楽しくなる方法は
人それぞれ違うと思うので、
できれば各々で考えて
いただきたいのですが……

たとえば掃除用具を
お気に入りのデザインや
色のものにするとか、
調理器具をちょっと
いいやつにするとかですかね。

わたしがよくやるのは、
ベタですが
「音楽を聴く」です。

頭を使わずに聴ける
FatboySlimをかけて
ノリノリになりながら
夕飯を作ったり、
サカナクションや
椎名林檎を熱唱しながら
夕飯を作ったりします。

※パートナーは慣れているので、
わたしが熱唱していても
優しくスルーしてくれます。

FatboySlimはマジで
頭使いたくない時におすすめです。
Fatboy語りはこちらの記事でも
しているのでどうぞ。
 ↓

「自分のためにやる」心に切り替える

人をイライラさせる
心の持ち方のひとつって、
「あんた(達)のために
やってあげてんのに」

だと思うんですよね。

「してあげてる」気持ちは
常に怒りの種になります。

「自分のためにやっている」
に切り替えてみましょう。

料理をするのはなぜか。
自分が美味しいものを食べたいから。

トイレを掃除するのはなぜか。
自分が綺麗なトイレを使いたいから。

洗濯をするのはなぜか。
自分が、洗濯カゴに服が
たまっているのを
見ているのが嫌だから。

気持ちを切り替えても
イライラするときは、
もう家族にも家事に
協力してもらいましょう。

一緒に住んでいる人に協力をあおぐ

どんなに心を切り替えても、
家族が非協力的すぎたら
とうぜん情緒不安定になります。

なので、ここは素直に
家族(一緒に住んでいる人)へ
協力をあおぎましょう。

しかし、今まで
「あなたがやるのが当たり前」
だった場合、協力をあおぐのは
かなりむずかしいです。
心してかかってください。

わたしも同棲初期に話し合っといて
良かったなーと思いますもん。

とはいえ、同棲初期だろうが
一緒に暮らしてしばらく経とうが、
気をつけるべきことは同じ
です。

それは
「何でやってくれないのよ!」
「これくらいやってよ!」
「どうしてこんな事もできないの!?
(してくれないの!?)」
等、怒りをぶつけないことです。

心理学では
「怒りは他人をコントロール
したい時に出す感情のひとつ」
と言われていますが、
「人を動かすのに効果的な方法」
では全くないんですよね。

怒りをぶつけられて
素直に快く動いてくれる
人間は、ほぼいません。
(よっぽど罵られて興奮する
超絶Mの人くらい?)

仮にそれで動いてくれても、
のちのち決定的な
亀裂を生む可能性があります。

今後もその人(達)と
気持ちよく暮らしたくて、
なおかつ相手に
家事を手伝ってほしい時は

「お願いする(頼る)」

「自分の弱みを見せる
(白旗をあげる)」


このどちらかが効果的です。

特に相手が男性の
(あるいは男性的な)場合は、
「相手に頼られる」
「相手の役に立つ」
のはめちゃくちゃ嬉しいので、
ぜひやってあげてください。

ちなみにわたしは
「家事をやってくれないと、
この家を一緒に守っている
感じがしなくて寂しい」

と泣きながら言ったら、
彼が率先して家事をしてくれる
ようになりました。

一人で何でもしようとする人は、
「頼る」のも
「弱い所を見せる」のも
どちらもできません。
(過去のわたしもできませんでした)

プライドが高いからです。(ズバッ)

精神を病んだり体に限界が来て
動けなくなるくらいなら、
プライドなど不要です。

プライドを投げ捨てて、
家族に「お願いする」か
「自分の弱みを見せる」かして、
家事を手伝ってくれるように
お願いしてみてください。

こちらの家事に文句を言う人とは別れる(離れる)

さて、プライドを投げ捨てて
家事を手伝ってくれるよう
お願いしたのに、
もしも拒否されてしまったら。

それだけでなく、さらに
こちらのやる家事に対して
いちいち文句を言う人だったら。

何で自分を苦しめる人と
一緒にいるんですか?

別れれば(離れれば)いいのでは?

いや、これは本当に
冗談で言ってるんじゃなくて、
そうなんですよねえ。

確かに精神的な問題は
「自分自身の問題」です。
家事のやる気が起きないのも、
自分自身の問題です。

でも、ここまでの項目を
実践したのなら、
あなたはかなり
努力したはずです。

それなのにまだ
病的にイライラしたり
やる気が起きないのって、
その人と一緒にいるから
じゃないですか?

実は最近Twitterでも
このテーマについてよく
話してるんですけども。
 ↓

「その人」は確かに
ひどい人かもしれません。

けど、
「そのひどい人と自分を
一緒にいさせている“自分”も、
自分自身にひどいことをしている」
んですよね。

自分を不幸にする
選択をしているのは、
実はいつも自分なのです。

まあ、彼氏と別れる
くらいならまだしも、
離婚はめちゃくちゃ大変ですよね。
何年か前、友人の離婚騒動を見て
「大変……」と思いましたもん。

しかしわたし、自分の母を含め、
「離婚した女性」で
後悔している人とか
ずっと不幸そうな人を
ほぼ見たことがないんですよね。
(男性側は知りませんけど)

まあ、なので
「選択肢のひとつ」として
アリなんじゃないかな、
と考えています。

極論は極論ですけど、
自分をないがしろにする人と
一緒にいて精神を病む方が、
家出したり離婚するよりも
地獄なんじゃないですか?
どうすか?

家事でも何でも、基本は「自分の幸せ」のために

結局わたしのブログは
最終的に
「自分の幸せのために
生きようぜ!」

って話になってしまう
のですが(笑)。

まーでも、本当そうなんですよ。

わたし自身も何度も何度も
経験しているのですが、
「やる気が起きない時」
「病的にめんどくさい時」
って、だいたい

・他人のために動きすぎて、
自分の幸せをないがしろに
している時

・自分の心に
ウソをついている時


なんですよねー。

他人に親切にするのは
もちろんいいことですが、
それと同じくらい
自分が本当にやりたいことや、
自分の本当の気持ち、
大事にしてあげてくださいね。

ごきげんよう、さようなら。

★ガマンするのが癖になって
自分の本当の心が
わからなくなった時は、
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おすすめです。
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