2021年1月に
「3Dアイコンっぽい
中国風の城イラスト」
のサンプルを作る
機会がありまして、
面白かったので紹介します。
多分イラレの熟練者とかは
当たり前に知っている機能だと
思うのですが、
わたしは最近知ったので……
同じような方のお役に立てれば。
↑
まずはこのような
2Dイラストをパスで作ります。
ここで変に立体感や陰影をつけると
あとあと面倒くさいので、
わざとのっぺりとした絵を描きます。
2Dイラストを簡単に
3Dっぽくする方法は、
「押し出し・ベベル」
です。
イラストを選択した状態で、
効果 > 3D > 押し出し・ベベル
をクリック。
こちらは、今回の加工に
使った設定です。
最初から「陰影あり」にも
できるのですが、
今回のパターンは
陰影なしにしておいて
あとで影をつける方が
楽だったので、
「表面:陰影なし」
にしています。
さっきの2Dイラストを
そのまま加工すると
これまためんどい
事になるので、
屋根のパーツと本体を
分けて3D化しました。
このままだと、パスは
こんな感じになっています。
↓
この状態の方が3Dとしては
加工しやすいのですが、
このままでは屋根の色とかが
変えられないので、
オブジェクト > アピアランスを分割
で、それぞれのパスを
選択できるようにします。
↑
こんな感じで、
屋根の一部分だけ選択
できるようになりました。
色々あって、
こうなりました。
↓
ここまで加工するのが
手間といえば
手間なんですけど(笑)、
イチからパスで3Dっぽいもの
作るよりは確実に楽です。
あと、たくさん
アイコンを作るときは、
基準線が勝手に作られて楽。
↑
こんな感じで差分も作れます。
下の城壁っぽいものも
2Dイラストを押し出し・ベベルで
3Dっぽく加工しました。
こちらは別パターンの城。
2Dイラストを
同じ方法で加工しています。
屋根の形がちょっと複雑なので
そこの調整が大変でしたが……(笑)
ゲームとかで遠目に見たら
全然いい感じなんじゃ
ないですかねえ。
* * *
結局この業務は
成約になりませんでしたが、
「作ったサンプルは
公開してOK」
と言っていただいたので
公開しました。
ありがとうございます!
わたしは背景とか
建物を描くことに
猛烈な苦手意識があるので、
それを克服したくて
今回のサンプル制作を
してみたのですが……
人間なんでも
やってみるもんですね。
面白かったです。
あと、「新しいこと」を
学習したり実践したり
していると、
脳が活性化されて
他画風のイラストとか
漫画制作にも影響が
出るんだなあと思いました。
今年でフリーランス・
イラストレーター歴が
10年になりますが、
まだまだ色々な新しい事を
学習していきたいです!!
* * *
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