ものすごくハイレベルを求めてくるのは「その道を諦めた人」なので、大丈夫

絵描きでもカウンセラーでも何でも、
「この程度の画力じゃ
何か言われるかも知れない」
「自分くらいの技術じゃ
クレーム言われるかも」
と不安になる方がいますよね。

私、気づいたんです。
ものすごくハイレベルを
求めてくるのって、
「その道を諦めた人」
ってことに。

* * *

絵描きにたとえると
分かりやすいのですが、

「生まれてこのかた
イラストレーターなんて
目指したこともない」
「自分は絵が描けないと
割り切っている」人たちって、

ある一定以上の画力があると
「すごーい!」
って言ってくれるんですよ。
自分には簡単に描けないからです。

絵描きの人って
自分に厳しいんですよね。
描けない人たちが
「すごーい!」
って思うレベルでも、

「この程度の画力じゃ大したことない」
「まだまだ上手い人がいる」
「自分なんかじゃ……」


って言っちゃうんです。

「いやもうそれ金とっていいレベルやで」
っていうクオリティの方でも、
「この程度じゃダメです」
って言う人をめちゃくちゃよく見ます。

さて、そんな自分に厳しい人が、
「絵で食っていく道」を諦めたら
どうなると思いますか?

100%全員が全員
そうなるとはいいませんけど……

自分より画力が低い人が
プロで活躍していたりすると、

「何であの程度の絵で
金がもらえるんだ」

「あの程度の画力でどうして
ちやほやされるんだ」


とイライラします(笑)。

まあ、かの有名な
漫画の神様・手塚治虫大先生も
同業者の漫画家に
嫉妬心や競争心むきだし
だったそうなので、
絵描きっつーのはそうなって
仕方ない人種なのかもしれません。

ただ「絵で食っていく道」
(創作活動の道)を続けている人は、
その負のエネルギーを
自分の作品で昇華できる
んです。

水木しげる先生の
妖怪漫画ブームに嫉妬した
手塚先生が「どろろ」を描いたと
言われているみたいにね。

これはもう手塚先生本人が
おっしゃってるので
まちがいないですね。
公式サイトに載っていました。
 ↓

「ぼくは人一倍負けん気が強く、たとえば漫画でも、ある作家が一つのユニークなヒットをとばすと、おれだっておれなりにかけるんだぞ、という気持ちで同じジャンルのものに手を出す、おかしなくせがあります。
というわけで「どろろ」は、水木しげる氏の一連の妖怪もののヒットと、それに続く妖怪ブームにあやかって(?)作り上げた、いうなれば、きわものです」

手塚マンガあの日あの時 第27回:妖怪ブームの荒波に挑んだ『どろろ』の挑戦!!|虫ん坊

しかし
「絵で食っていく道」
を諦めた人、というか
「創作活動自体をやめた人」は
この
「おれだって
おれなりにかけるんだぞ」が

出来ないわけです。

出来ないなら何をするか?
他人の作品を酷評し始めます。

皆さんもインターネットの世界で
見たことはありませんか?
あれこれ細かいことをつっこんで
作品を酷評している人を。

「自分程度のレベルで
何か言われたらどうしよう」
と言っている人の大半が、
インターネット上でそういうのを
見ているはずです。

もちろん、世の中の批評には
「作品のためになる厳しい意見」
も存在します。

しかし、
「反対意見も聞けないとダメだ」
とか言っている人ほど、
大抵の場合「八つ当たり」を
しています。

「おれだっておれなりにかけるんだぞ」
ができないフラストレーションを、
他人の作品をこき下ろすことで
発散しているのです。

これから作品を発表しよう、
プロを目指して頑張ろう、
と言う人は
「その道を歩き続けている人」です。

もうそれだけでえらいんです。
すごいんです。
だからあなたは、
そんな人たちの言うことに
ビビらなくても大丈夫なんです。

* * *

ただ私カウンセラーなので
今からめちゃくちゃ嫌なことを
言いますけど(笑)、
「人は鏡」なんですね。

「誰かに酷評される」
ことを恐れているあなたは、
本当は心の奥底で
周囲の人の作品を
きびしく批判しているの
かもしれません。

「あのくらいで何でプロに……」とか
「運が良かったのね……」とか
「あの程度なら誰でも描ける……」とか
「流行に乗ってるだけじゃん……」とか。

心当たりあります?笑

「自分が周りにやっている」
ことだから、
「自分がされるかも」
と思うんです。


自分の心の中にあるから、
気になって心配するんです。

などと偉そうなことを
言っている私も、
自分の作品制作が
うまく進まない時には
他人に嫉妬しています。笑

そりゃそうよ。
手塚治虫大先生ですら
人に嫉妬するんだもん。
私程度の人間が
嫉妬しないわけなかろう。

で、嫉妬を昇華する方法って
「自分自身のことに集中する」
以外にないんですよねー。
他人と比べてる暇があったら、
自分に集中する。

これ本当に、絵描きに限らず
カウンセラーも作家も役者も
歌手も接客業も会社員も
社長も何でもあてはまるので、
自分の職業に当てはめて
考えてみてくださいね。

とにかく
「一番文句言う奴は同業者」
(または同業を諦めた人)

と思ってれば間違いねえっす。笑

それでは、本日はこの辺で。
ごきげんよう、さようなら。

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