夕食作り、イライラしません?
最近、その対策を
あみだしました。
「いつもより
早めの時間に作る」です。
※この記事では、
カウンセラー目線で
「家事を快適にする」
心理的アプローチを
書いていきます。
時短術とかは
書いていないので
ご了承ください。
* * *
この対策、わたしのように
フリーランスでずっと在宅
仕事している方とか、
早めの時間に上がれる
仕事をしている方とか、
専業主婦(夫)の方とかしか
使えないかも
しれないんですけど……
とにかく
「ふだん夕飯を
作っている時間帯」
よりも少し早めの時間に
作り置きしたり、
“あと焼くだけ”まで
仕込みしたりしておくんです。
* * *
たとえば今までの
わたしの場合だと、
パートーナーが
帰ってくる時間の少し前や
帰ってきてから
夕飯を作り始めていました。
だいたい夜7時とか
8時のことが
多かったですね。
でも今は、
夕方4時とか5時とかに
作るようにしています。
なんなら昼食のあとに
すぐ作る時もあります。
パートナーが
帰ってくる直前とか
帰ってきてから
作ると、めちゃくちゃ
イライラするからです。
なんか
「早く作らなきゃ!」
「早く仕上げなきゃ!」
っていう、
時間に追われている感じが
ものすごいイライラを
生むのです。
別にパートナーが
「早く作ってよ」とか
言うわけじゃないんですよ。
横で洗い物をしてくれたり、
「これをレンジでチンして」
ってお願いすると
やってくれるので、
助かるのです。
でもイライラするのです。
* * *
なんでそんなに
イライラするんだろう?
と自分を振り返った結果、
「早くおいしいご飯を
食べさせてあげたい愛が
憎しみに変わって
いるのでは?」
という考えが出てきました。
愛と憎しみは表裏一体、
とか言いますでしょ?
「早く作らなきゃ!」
「早く仕上げなきゃ!」
って思うのは、
お腹をすかせたパートナーを
早く満たしてあげたいという
愛情だと思います。
「夫にそんなこと思わないわ」
という方は、子供さんで
想像してください。笑
“愛情”なので、
できるだけおいしいものも
食べさせてあげたいはずです。
でも時間に追われて
あせって作っていると、
失敗したり
おいしくなかったり
する時もあります。
「早くお腹いっぱいに
させてあげたいのに、
できない自分」
「おいしいものを
食べさせたかったのに、
できない自分」
そういう“できない自分”を
責めちゃうんですね。
で、人によってはそのまま
鬱っぽくなるかも
しれませんが、
わたしの場合は
「でも、自分も大事」なので、
【できない自分を責めて
出てきたイライラを、
相手にぶつけてしまう】
のです。
これが
「愛が憎しみに変わる」
瞬間です。
「何でいつもわたしばっかり
夕飯作らなきゃいけないの!」
「何であんたは料理ができなくて
許されるの! 男だから!?」
「お前もたまには作れや!!」
みたいな言葉が
頭の中でグルグル
グルグルしだします。笑
今まで抱えていた愛情が、
憎しみに変わって
しまうんですねー。
同じ経験がある方、
いらっしゃいませんか?
わたしは口に出さないように
ガマンしてたんですけど、
口に出しちゃった方も
いるんじゃないでしょうか(^^;
愛情深い人であればあるほど、
おそらくその憎しみは
ものすごいデカさに
なるはずです。
* * *
しかし、そもそもは
憎んでなんかいなくて、
「愛しているから」
ごはんを早く食べさせたいし、
おいしいものを
食べさせたいわけです。
せっかくの愛情を
憎しみに変えないために、
「自分が切羽詰まらない
早めの時間に
夕飯を作ってしまう」
んですね。
「もうすぐ帰ってくる!」
と思いながら料理を
作っていると、あせります。
もう帰ってきたあとだと、
“横にいる”だけで
プレッシャーになります。
だから、
「まだまだ帰ってこない時間」に
ゆったりとした気持ちで
作るのです。
わたしはこれをやり始めてから、
夕飯作りのイライラが
びっくりするほど
なくなりました(笑)。
「今まで仕事を
していた時間に
夕飯作りなんかしたら、
仕事が間に合わなく
なるんじゃない?」
と思うんですけど、
それが間に合うんですよね。
不思議なことに。
むしろ
「休憩時間のいい気分転換」
になるし、
「もう夕飯ができている」
という安心感で、
仕事に集中できるみたいです。
(今までは夕方くらいになると
「ご飯とがなきゃ〜」
「今日何作ろう〜」
って雑念が入って
ぜんぜん集中できなかった)
「共働きで帰りが遅い」とか
「子供や夫が帰ってくる前に
夕飯の準備は不可能」という
方もいらっしゃるとは
思いますが、
そういう方でも
「イライラしたり
憎たらしくなるのは、
そもそも愛情があるから」
というのは同じはずなんです。
「このイライラの原点は
愛情なのか」
と気づくだけで、
少しだけ心が軽くなるかも
しれませんよ。
ごきげんよう、さようなら。
この辺の記事も参考になりましたら。
→信じて任せたら、包丁も持てない彼が自分から料理するようになった話
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