「ふつうの親」に心をこわされてしまう子どもたち

「ふつうの親」に心を壊されてしまう子どもたち

精神的な問題が起こる人は
さぞ家庭環境が特殊だったのだろう
と多くの人が思っているようです。

しかし、精神的な問題で
相談された方の内だいたい
3分の2くらいの人が、
「ふつうの親だったと思うんですが」
と言われます。

実際に虐待があったり
機能不全家庭で育った方も
いらっしゃいますが、
そういう方は全体の
3分の1くらいです。

多くの人が
「別に毒親と言う程じゃ
なかったと思うんですが」
「ふつうの家庭環境でしたが」
という前置きをされるんです。

あくまで当カウンセリング内での
統計ではありますが、
これは興味深い割合です。

* * *

さらにいえば、
「毒親というほどではなかった」
「ふつうの家庭だった」
という方の100%が、
以下いずれかのことを
親からされています。

・叩かれた、手を上げられた
・怒鳴られた
・自分のやりたいことを否定された

昭和のお父さんお母さんの中には

「自分だって叩かれて育った!
今の子どもは弱いから
その程度で精神病になるんだ」

「怒鳴られたくらいで
精神病になるなら
自分だって精神病になってる!」

「ちょっと否定されて
やらなくなるくらいのことは、
その程度だったんだ!」

と思う方もいらっしゃる
かもしれませんね。

この記事を読む方の中には
多分いらっしゃらない
と思いますが、
「うわ、うちの親、
全く同じこと言ってた……」
と思い当たる10〜30代の方は
いらっしゃるんじゃないでしょうか?

* * *

これまた個人的な
統計なんですけど、
「自分だって叩かれたり
怒鳴られたりして育った!
でもまともに生きている!」
と自信を持って言っている人の
ほとんど100%が、
精神的な問題を抱えているな〜
という印象を受けています。

異常なヒステリー、
異常な完璧主義、
ふと「もう死んでもいい」
と思ってしまう等、
限りなく精神障害に近い
(というかほぼそのものの)
症状ですからね〜。

というよりも、
人間として生きている限り
「不完全な状態」
でいるのは当たり前なので、
(神様じゃないので)
「自分は完全だ!」
と言っている人こそが異常、
というのは当然のことですね。

「真の狂人こそが、
自分をこの世で一番
正常だと思っている」

みたいな皮肉を
聞いたことがありますが、
言い得て妙だなと思います。

* * *

さて、わたしは自分に
子どもがいないので、
人様の子育てに
口を出す権利はありません。

というよりも、子どもがいても
他人の子育てに口を出す
権利はないと考えています。

(アドラー心理学で
「課題の分離」を学びましたので)

とはいえ、子どもを持つ親、
とりわけ「子どもを大事に思う親」には
この事実を知っていてほしいな
と思ったので、こうして記事にしました。

「ふつうの親」が子どもの心を壊す可能性があること

「手を上げる・怒鳴る・否定する」が子どもの心を壊すこと

 
自分の子どもはいないわたしですが、
とはいえ、友人たちの子育てを
近くで見てきたので、
「つい手が出てしまう」
「つい大声を上げてしまう」
状況はわかります。

子どもは何をしでかすか
わからないですからね〜。
自分の子どもじゃないのに、
友人の子どもが急に車に向かって
全力ダッシュした時は、
わたしですら大声が出ました。

そして
「こんな子育てでいいのか」
と悩む親の声もたくさん
聞いています。

「ついやってしまう」ことを
全部やめろ、とは言いません。

ただ、もしも
「痛い目に合わせないと
分からない」
「怒鳴ることが愛情」
「将来、子どもが
不幸にならないために、
間違った道へ行かないように、
反対することも必要」
と自分を正当化して、

・手を上げる
・怒鳴る
・たいして話も聞かず
一方的に否定する

をやっているのだとしたら。

将来その子どもが
精神的な病を抱えて
苦しむかもしれない、
という覚悟くらいは
しておいてくださいね。
と思っています。

手首から腕から首から腹まで
体じゅう切り傷だらけの娘に
なるかもしれない。
わたしのように。
(※あ、今はもうまったく
自傷はしてませんよ。
前にやった傷が残っているのです)

親が死んだ後もずっと、
その子は精神科に通い続けて
苦しむかもしれない。

ニュースや電光掲示板で
出ている誰かのように、
その子もまた
高いところから飛び降りて、
あるいは電車に飛び込んで、
自分の命を投げ捨てるかもしれない。

わたしは親になったことはありません。
しかし「子ども」は経験しています。
わたしのこの発言は、
「子どもから見た発言」です。

子どもを壊すかもしれない
覚悟があって、
そういうことをしているの?
という。

さらにいえば、
仮に親のせいで
心の病気になったとしても、
治すのは子ども自身です。

自分の心を治すのは
「子どもの課題」だから。

親の勝手で心が壊れても、
修理するのは子ども自身です。
親はその身代わりに
なってあげることはできません。
もちろん、代わりに
修理してあげることも。

* * *

とはいえ、親に衝動的に叩かれたり
怒鳴られたりしても、
すくすく育っている子どもも
知っています。

ただそういう子たちは、
ちゃんと「わかりやすい愛情」も
与えられて育っているんですよね。

日本人は欧米人に比べて
「愛情表現」が苦手です。
ハグもできないし
キスもできないし
言葉でしっかりと
子どもを認めてあげることも
苦手な人がほとんどです。
(最近はできる人も
増えてきたようですが)

その乏しい愛情表現のままで

・手を上げる
・怒鳴る
・たいして話も聞かず
一方的に否定する

をやるので、
子どもの心が壊れるんですね。

ふれあいや言葉で、
ちゃんと愛情表現を
してあげてほしいな、
と思います。
四六時中は無理でも、
どうかそういう時間を
作ってあげてほしい。

支離滅裂でも、
考えが甘いと感じても、
どうか子どもの説明を
聞いてあげてください。

* * *

殴ったり怒鳴ってしまったのを
ごまかすために
お金を使ってあげる親も
いるようですが、それは
子どもも将来同じことを
するようになるんですよね。

「殴っても怒鳴っても、
金を使えばいいんだ」
と子どもは学ぶので。

一番近くにいる
「親の愛情表現」を見て
子どもは愛情表現を
学ぶ、と言われております。

親から無意識に学んだ
「愛情表現」から抜け出せず、
苦しんでいる人もみてきました。
もう殴りたくないのに、
殴ってしまう。
本当は怒鳴りたくないのに、
怒鳴ってしまう。

なぜなら、親がそうやって
自分を「愛して」きたから。

親と同じ愛し方で、
子どもは将来、
自分のパートナーや
自分の子どもを愛します。
良くも悪くも。

* * *

さて、ほぼ親に向かって
話しかけてきましたが、
「もうすでに、ふつうの親に
心を壊されてしまった」
子どもの方もいらっしゃるでしょう。

途中で書いたように、
親の勝手で心が壊れても、
修理するのは子ども自身です。
親は子どもの心を壊せても、
治すことはできません。

めちゃくちゃ理不尽ですが、
わたしはその状態から
這いつくばって
現在の状況まで回復しました。

親が勝手に心を壊しても、
子どもは自分で修理できます。
わたし自身がその証明です。

そのためには、「勇気」が
必要なんですけどね。

もし「本当に変わりたい」と
思った時は、
わたしのカウンセリングの
ドアを叩いてください。

50人以上をみてきて
気づいたのですが、
どうやら
「引っ張り上げてほしい」
「答えを教えてほしい」人は
わたしのカウンセリングに
向かないようです。

わたしはただの松葉杖です。
「ちゃんと自分の力で、
リハビリしたい」
と覚悟した方は、どうぞ。
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ごきげんよう、さようなら。
 

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