自主連載している
「パパは暗殺者(アサシン)!」
4話が完成しました。
そしてこのタイミングで、
「今ならこれを1話にしたい」
という0話を描き始めようと
思います。
なぜかというと、創作漫画において
「1話でどれだけ読者を惹きつけられるか」
がすごく重要だと考えたからです。
* * *
★4話1〜4P目はこちら
→【創作漫画】パパは暗殺者(アサシン)!4話描き始めました(4P公開)
★4話5〜8P目はこちら
→【創作漫画】パパは暗殺者(アサシン)!4話5〜8P —練習は必ず報われる話
4話9〜10P目↓
2話以降は10P目まで
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Pixiv版【創作漫画】パパは暗殺者(アサシン)!シリーズ一覧
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よろしくお願いします!
* * *
で、実は手元にはもう
半分くらい描いた5話の
ラフ(下書き)があるんですけど……
このタイミングで、
1話を描き直し……というか
「今ならこれを1話にしたい0話」
を描こうと思います。
なぜかというと、
読者がガンガン減ってるからです。
(正直者〜!)
まあ、これは続き物漫画に
よくある宿命なんですけど……。
雑誌だと打ち切りになるやつやな。
いちおう現行の1話も
Pixivとnoteでややバズって
たくさんの方が
読んでくださったのですが、
実は「パパアサ」を
出版社の方々に
読んでもらってですね、
色々と講評をいただいたんですよ。
私は雑誌掲載の
漫画家じゃないんですけど、
やはり商業誌だと「1話」とか
「最初の読み切り」とかは
めちゃくちゃ大事なんですね。
「第1話にどれだけの
情報量を入れるか
精査すること」が。
「もう売れている漫画家さん」
であれば、
多めのキャラクターや
情報量を入れても
読者は読んでくれます。
なぜなら読者は、
「その人の漫画がもう面白いことを
知っているから」です。
しかし私のように
売れっ子漫画家でも
何でもない人間は、
1話(あるいは読み切り)の
情報量が多すぎると、
読者が読むのを放棄して
しまうんだと知りました。
つまり1話で
「品定め」をされるわけです。
基本みんな暇じゃないので、
つまらない漫画は
できるだけ読みたくない。
「この人の漫画は面白いのか?」
「この先も読む価値があるのか?」
それを「1話」で判断されるんですね。
現行の1話も
漫画のフックとして悪くないし、
やや面白かったから
プチバズったんでしょうけど、
何人かの編集さんに
「これは2話か3話に持ってくる
話じゃないかと思う」
「キャラクターや情報量が多すぎる」
「パパがどんな人物なのかとか、
パパの心情が分かりにくい」
「“なぜこうなのか”という
明確な理由づけがされていない」
というようなことを
言っていただきました。
そして更に、その中のお一人に
こういう風に言っていただきました。
「編集者のそのまま言う通りに
する必要はないです。
それじゃ編集者が
原作者になってしまうので。
でも、こちらの言ったことを元に
自分なりに考えて作品に
昇華してもらえれば嬉しいです」
ということで、編集の皆さんに
言っていただいた言葉を
自分なりに噛み砕いて咀嚼して
「商業的な1話」を
描き直そうと思いました。
といっても、
売ることが目標というより、
より多くの人に
読んでもらうことが目標です。
じゃあなぜ「商業的」という
言葉を使ったかというと、
商業的にするには
「ただ自分の描きたいものだけ
自由に描いていればいい」
わけじゃないんですね。
それはこれまで10年も
イラストレーターをやっていて
ものすごく実感しています。
もし私が「ただ自分の描きたいように」
描き続けていたら、
多分10年もイラストレーターは
続けられませんでした。
しかし、「顧客の望むものだけ」を
描き続けていたら、
やはり10年もイラストレーターは
続けられなかったでしょう。
つまり、
「私の描きたいもの」と
「顧客の望むもの」の
間を追求しないと
長く商業の世界には
いられない、というのが
私なりの結論です。
(個人の見解なので、
異論があってもOKです)
今まで私は、自分の創作漫画
「パパは暗殺者(アサシン)!」を
ただ自分の好きなように
描いてきました。
「久しぶりに漫画を描くリハビリ」
くらいにしか
思っていなかったからです。
だから誰も読んでいなくても
構わなかったのです。
でも、もう1年くらいずっと
描き続けていて、
「もっと沢山の人に読んでほしい」
「というか、こういう漫画を
好きな人は必ずいるはずだから、
その人達に届くくらい有名になりたい」
という欲が出てきてしまったのでした。
それが
「商業的な1話(0話)を描きたい」
と考えた理由です。
今すでにもう途中まで
0話のラフを描いているのですが、
「私が描きたいもの」と
「読者が求めるもの」の
間を縫おうと必死です。
でも商業的にするの
すっっっっっっごい楽しいです。
私の先祖は代々商売人だったそうで、
私にもまた商売人の血が
流れているのですね。笑
すでに現存している1〜4話を
続けて読んでもらうために、
この0話は本当に大事だと
思っています。
もちろん、すでにファンになって
くださっている方にも
「商業的になってつまんなくなった」
と言われないように、
面白いと感じてもらえるものを
描こうと思います。
どうぞ、よろしくお願いします!
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